京成本線全駅間歩き2(京成高砂ー八千代台) その8・豪雨の後は谷津遊園の跡へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その7からの続き

 

-船橋競馬場(12:35発)-谷津(13:12着)-

 

 

雨が降ったり止んだりの中、船橋大神宮に立ち寄り、船橋競馬場駅へ向かいました。

 

船橋競馬場駅に着きました。

 

昔は「センター競馬場前」というかなりハイカラな名前でした。

「センター」というのは船橋ヘルスセンターという巨大入浴施設の略称でした。

 

 

 

ホームは2面4線の複合島式。

それぞれ右側の1番線と3番線が本線です。

 

 

さて、雨はどんな具合かな…

 

 

現在地は黒い星印。

雨雲レーダーを眺めると雨雲の帯が迫っていました。

次の駅に着くまでに降られそうだったので、ここで昼食休憩にしました。

 

一番強い雨雲がかかりそうですが、

空を見る限り、まだそんな気配はありません。

 

 

 

…と思っていたら、

急に空が暗くなり、冷たい強い風が吹き出し…

 

 

ドバーッ!!

 

もう、バケツをひっくり返したような雨がいきなり降り出しました。

写真を見ても分かるかと思いますが、屋根の下にいてもずぶ濡れになりました。

 

でも、この雨、1分も続きませんでした。

あっという間に、さっきまでの小雨に戻りました。

 

 

 

豪雨から20分も経てばこの有様。

パラパラ雨になったので、次の駅へ向かいました。

 

次の谷津駅へは駅前を通る千葉街道を歩けばあっという間ですが、

それはつまらないので、敢えて南側へ。

 

 

 

この角を左折。

右奥に見える商業施設がビビッドスクエア。

そのさらに奥にららぽーとTOKYO-BAYがあります。

左奥は船橋競馬場です。

 

先に触れた船橋ヘルスセンターの跡地がららぽーとです。

千葉は東京に媚を売ってるから「東京」とつけたがる…って本当か?

 

 

 

競馬場裏の裏道のような場所ですが、

ららぽーとに向かうと思しき車で渋滞していました。

ららぽーとは時間を間違えると出るのも入るのもエラく時間かかる印象…。

 

東京は他県への移動自粛が出ているはずですが、都内ナンバーも結構見かけました。

自分が言えたタチじゃないですけど。

 

 

 

道なりに進むと、右手に谷津遊園ハイツが見えてきました。

 

 

 

南へ進むと公園が見えてきましたが、

関係者以外立入禁止の看板が立っていました。

そして、そこにはなぜか千葉大学の名前が。

 

千葉大学の学生寮…だったら公園なんて作らないだろうし、

教職員住宅??

 

 

そして、その先に広がっていたのが

 

谷津干潟です。

 

京葉線を歩いた時に南側から眺めましたが、今度は北側から。

よく見ると、木道もありますね。

 

 

 

谷津干潟を見た後は住宅地を北へ。

 

 

 

谷津公園に寄り道すると、海側には谷津バラ園の入口が。

バラはちょうど端境期で、今はまったくバラが咲いてないとのこと。

入園料も100円でした。

 

 

このバラ園は谷津遊園跡地の一角を使用しています。

谷津遊園はもともと1925年に「京成遊園地」として開業したそうです。

戦後は大観覧車をはじめとした巨大遊具だけでなく、

ユーカリが丘線で実用化されたVONAの実験線まであったそうですが、

東京ディズニーランド建設がきっかけで1982年に閉園しました。

 

 

 

バラ園の一角には、こんな碑が。

 

谷津遊園にはかつて野球場が存在し、

1934年に行われた日米対抗野球のために集結した日本代表チームがここで練習したそうです。

その日本代表チームが現在の読売巨人軍の原点なんだとか。

 

 

 

谷津公園から谷津駅へ向かいました。

 

桜が結構散ってしまっていますが、

先ほどの豪雨の影響かな?

 

 

 

駅へ続く道は商店街になっていました。

この突き当たりが谷津駅…と思ったら、ちょっと違ったのですが。

 

 

その9へ続く

 

 

船橋競馬場駅先から京成津田沼駅手前までのGPSログ(1/20,000)です。

 

今回紹介した駅間は変化があってオススメと言いたいところですが、

船橋競馬場の裏手は歩道が無いため、行き交う車に注意が必要です。