【バス乗継旅】福井駅前から小松駅前まで 1 | バスと献血のたび

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大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

大阪から路線バスを乗り継ぎ、2019年10月に福井駅前に達しました。

今回はその続き。福井駅前から小松駅前までのバス乗継旅、第一話です。

・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]  

・前回のお話(西田中⇒福井駅)はこちら ⇒ [リンク]

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福井駅に来ました。今日はこれからバスを乗り継いで小松を目指します。

福井駅では只今、北陸新幹線延伸工事が進行中。金沢~敦賀間の開業は2023年度末の予定です。

 

まず、駅東口のバスチケットセンターで京福バスの休日フリーきっぷを購入します。

今日、京福バスには2回しか乗りませんが、運賃は合計で千円を超えるので、フリーきっぷを利用した方がお得なんです。

2つ折りになった切符を開いてみると、月日をスクラッチして使うようになっています。これは削り間違えると大事故ですね(笑)。

駅のベンチに腰掛け、大きく深呼吸してから今日の日付を確認。その日付を見ながら銀色部分を削り取ります。

削り終えたらすぐに折りたたみ、銀色部分に傷がつかないように大事に片付けます。

 

バスの発車時間まで30分くらいあるので、駅前を散策しましょう。

まずは駅西口の恐竜広場へ。
ここには動く恐竜の実物大モニュメントが展示されています。恐竜は3体あって、フクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンという属名だそうです。いずれの名前にも「フクイ」が含まれていますね。このような動くモニュメントは博物館に展示されるのが普通なんですが、駅前広場に設置されたのは福井駅が世界初だそうです。ま、普通は駅前広場に動く恐竜を置かないですけどね(笑)。
ちなみにフクイティタン(上の写真)の高さは約6メートル。背後の駅舎に描かれた恐竜壁画とうまくマッチしています。
 
福井城址にも行ってみました。
お城の跡には県庁と県警本部がすっぽりとおさまっています。お城の跡や周辺に官公庁の庁舎が設置されている例は珍しくありません(大阪もそうです)が、県庁と県警本部だけがそびえ立っているというのは珍しいですね。
「福井城址の観光利用のために県庁と市役所を移転させよう」という動きがあるようですが、現状の姿も観光資源になりえると思いますよ、ある意味。
 
お堀の内側へ入り、天守台に上がってみます。ここには「福井」の地名の由来となった「福の井」という井戸が残っていまして、2019年春に観光資源として整備されました(下の写真)。
井戸の水汲みと県産茶の振る舞いをやってますね。井戸の向こうに見えるのは県庁です。
 
お堀の西隣には公園があり、春休みらしいイベントが開催されています。桜もきれいだし、楽しそうです。でも人が多いので寄らないでおきます。
ロンドンの赤い2階建てバスを走らせるイベントもやってました。
 
このあと、駅に戻らず西へ歩き、大名町からバスに乗ることにしました。
バス停は路面電車の走る道に面しています。
 

2021年4月3日(土)

大名町 11:14

↓ 京福バス 大和田丸岡線

↓ [39]丸岡城行き (フリーきっぷ使用)

丸岡バスターミナル 12:06

ちなみに通常運賃は670円です。

 

ここを走るのは福井鉄道福武線。3両編成で福井と武生を結んでいて、福井市中心部が路面電車になっています。

 
福井駅前から交差点を曲がって来た電車(上の写真)が福井城址大名町停留場に停車しました。そのままこっちに来るのかと思ったら、折り返して武生方面へ。スイッチバックですね、面白い!
このあたりは福井県の中心。停留場左側のビルが福井県繊協ビルというのが「繊維王国」福井らしいです。
 
バスが来ました。
2台続けて来た2台目なので正面写真は撮れず!
乗車ドア付近に消毒用アルコールが設置されています。先客は4名。
車内にはなぜかたくさんの傘が・・・
どういうことなんでしょうか。
 
バスは県道30号(旧国道8号、フェニックス通り)を北上し、裁判所前で右折します。
右折するとき左手に福井地方裁判所のビルが見えます。戦前からありそうな趣ですが、戦後に建てられたもの(1954年竣工)です。福井地震(1948年)からの復興という時代を反映してか、頑丈そうです。
 
このあとお城の北側の道を東へ走るんですが、見事な桜並木です。
このまま米松まで進み、国道8号を北上すると思ったら、国道の少し手前の道に入って行きました。そして県立病院に乗り入れ。数名の乗降があります。
 
病院を出たバスは北へ。啓蒙、開発(かいほつ)など、由来を調べたくなる地名が続きます。
北陸新幹線(工事中)の高架をくぐります。
さらに北へ進むとアピタ・エルパという大規模ショッピングモールがあり、バスは敷地内に乗り入れます。福井駅からアピタ・エルパ前までは特別運賃が設定されていて、通常380円のところ200円となっています。実際に私より先にバスに乗っていて、ここで降りて行く方がいました。
 
このあと国道8号を走り、九頭竜川を渡ります。福井県のシンボルといえるこの川は、この地点から北上し、三国港で日本海に注ぎます。このあたりから坂井市なのですが、川と市境が交錯していて、坂井市に入ったり福井市に戻ったりします。
 
九頭竜川を渡ってすぐの羽崎でバスは左折し、県道30号(福井丸岡線)を走ります。昔の国道8号です。
12時を過ぎ、丸岡の中心部に入りました。
 
城下町らしい商店街を通り、町の中心っぽい交差点で左折するとバスターミナルです。
12時4分着。しばらく停車してから丸岡城に向かうのかと思っていたら、バスはすぐに発車していきました。あれ?12時6分発なのでは?
バスの正面の写真を撮りたかったのですが、まあいいか。
 
それにしても広いバスターミナルですね。ここは京福電鉄の本丸岡駅跡地だそうで、それを知ってから見るとバスターミナル北東角の交差点は駅前っぽいです。
バスターミナルの建物にはバス待合室、カフェ、ギャラリー(上の写真)などが入っています。
 
では、ここから市街地を歩いて丸岡城に向かいます。

 

(訪問日2021/4/3)

 

 

【続く】

 

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