今回は2020年末に購入したものから、415系4両セットです。

 

商品情報

・品番:10-1535

・8両ブックケース入り

・クハ411-202+モハ414-102-モハ415-102-サハ411-704-モハ414-704(M)+モハ415-704+クハ411-102の7両セット

・フライホイール動力・両端のクハ411にはライトユニットとON-OFFスイッチ搭載

・フックなしの密連型ボディマウント式カプラー搭載

・ステッカー、ジャンパ栓パーツ付き

・1箱22110円

 

レビュー

〇上野寄り先頭車 クハ411-202

クハ411-202

上野寄り先頭車のクハ411-202です。7両基本セットは100番台の車両が入ります。

ライトユニット、ON-OFFスイッチが取り付けられており、増結時にはライトを消灯させることができます。

 

正面

ライトユニットはLEDで、ヘッドライトは電球色でテールライトは赤色、種別表示器は白色に光ります。種別は普通、窓にはワイパーが印刷済み。Hゴムはグレー、幌枠は銀色で塗装済み。

カプラーはフックなしの密連型カプラーが取り付けられています。4両セット、4両増結セットと同じく連結器周りのGUパーツが付属しています。

 

側面

常磐線投入当初の車両のためこの415系100番台の座席はセミクロスシートになります。

床下機器はCPやMGが搭載され、車端にはトイレタンクが取り付けられています。MGが搭載されているので側面には冷却風取り入れ用のルーバーが取り付けられ、車番、所属表記類が印刷済みになります。

 

表記類

車番と車端、ATS表記が印刷済み。くつずり部は銀色で塗装されています。

 

妻面

幌は別パーツとなります。点検蓋と銘版がモールドで表現されています。

トイレタンクはカプラーの首振りに干渉しないように薄く作られています。

 

屋根

角形ベンチレーター、AU75BMクーラーは別パーツ。

常磐無線アンテナも準備工事となっていて、台座と配管がモールドで表現されています。

 

〇パンタ付き中間車 モハ414-102

モハ414-102

2号車のモハ414-102です。100番台のパンタ付き中間車となります。

 

妻面(上野寄り)

上野寄りの妻面です。点検蓋、銘版がモールドで表現されています。

 

側面

車番等の表記が印刷済み。床下機器は主変圧器や整流装置などの交流機器が搭載されています。

屋根上機器は交直流車のため、機器がぎっしり搭載されパンタグラフも車体中央寄りに取り付けられています。

 

妻面(水戸寄り)

水戸寄り妻面は配管があります。結構すっきりしています。

 

屋根

100番台のベンチレーターは押し込み型が採用されています。

今回発売された415系常磐線は番台ごとに異なるベンチレーターが取り付けられています。

 

室内

415系100番台はセミクロスシートが採用されており、製品でもそれが再現されています。

ベースの色は青色となります。

 

〇パンタなし中間車 モハ415-102

モハ415-102

3号車のモハ415-102です。

 

妻面(水戸寄り)

水戸寄りの妻面は銘版なし。

 

側面

モハ414は交流関係機器が搭載されますが、このモハ415には主制御器や主抵抗器などの直流関係機器が搭載されています。

 

妻面(上野寄り)

上野寄りには銘版がモールドで表現されています。

 

屋根

〇パンタなし中間車 サハ411-704

サハ411-704

つくば科学万博に向けて輸送力増強、401系の置き換えを目的にサハ411形とモハ414・415形が製造されました。先に製造された4両編成に組み込まれ7両編成化を行い、最大で15両運転を行えるようになりました。

100番台から設計変更が行われたため新規番台区分で700番台となりました。床面高さや室内の見付が変更され、セミロングシートの車両となりました。

 

妻面(上野寄り)

上野寄りには銘版がモールドで表現されています。

 

側面

搭載機器は100番台をベースにされていますが、先に製造された500番台から機器配置が変更され、MGやCPがサハ411形700番台に搭載されました。

 

妻面(水戸寄り)

水戸寄りの妻面は銘版なし。左下にある点検蓋が小さくなり、手すりや機器がなくなったのですっきりしています。

 

屋根

クーラーはAU75Gでベンチレーターは箱型になりました。

 

室内

車端部がロングシートになったセミロングシートも室内パーツで再現されています。

 

〇パンタ付き中間車 モハ414-704(M)

モハ414-704(M)

5号車のモハ414-704です。製品ではこの車両にモーターが取り付けられています。

実車は新製当初からこの塗装が施されていました。

 

妻面(上野寄り)

上野寄りの妻面です。点検蓋、銘版がモールドで表現されています。

点検蓋は小型になりました。

 

側面

車番等の表記が印刷済み。床下機器は主変圧器や整流装置などの交流機器が搭載されています。

 

妻面(水戸寄り)

水戸寄り妻面は配管があります。

 

屋根

サハ411-704同様、クーラーはAU75Gでベンチレーターは角形が取り付けられています。

パンタ周りの配管や機器類は他の番台と同じ。

 

〇パンタなし中間車 モハ415-704

モハ415-704

6号車のモハ415-704です。

 

妻面(水戸寄り)

水戸寄りの妻面は銘版なし。

 

側面

500番台と異なり、床下機器は変更されていて機器箱の形状や数が変わっています。

 

妻面(上野寄り)

上野寄りには銘版がモールドで表現されています。

 

屋根

 

〇水戸寄り先頭車 クハ411-102

クハ411-505

7号車のクハ411-102です。

こちらもライトユニットとON-OFFスイッチが搭載され、幌、ジャンパ栓パーツがついています。

 

正面

ジャンパ栓パーツは2種類あり、この車両は連結することを考慮して栓受けのみのパーツを取り付けました。

 

側面

床下機器はCPが搭載されています。

 

妻面

妻面は銘版有。

 

屋根

屋根の仕様は1号車のクハ411-202と同じ。

 

1編成導入

ヤフオクで15両セットを購入しました。IMONセールで購入しようと考えていましたが、それより価格が安い状態でヤフオクで出ていたので購入しました。

何度か乗ったり撮ったりしたことがある車両で、ステンレス製の1500番台を組み込んだ編成も見かけることがあったので、今後1500番台も集めていきたいなと思っています。

塗装もよく、番台で異なる床下機器や屋根上機器、室内パーツが新しく作られているため、KATOの本気度の高さが伝わる製品だと思います。