特急「はまかぜ」 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 山陰本線の余部橋梁は、撮影の好ポイントとして撮り鉄に大人気だが、通過する列車本数は少ない。特に定期運転される優等列車は、特急「はまかぜ」だけだ。
 特急「はまかぜ」は、関西圏(大阪)と山陰地方(鳥取・浜坂)を結ぶ列車だが、東海道・山陽本線を姫路駅まで走り、播但線経由で山陰本線へ入る。現在は3往復が運転されているが、余部橋梁の手前となる香住駅止まりがあるので、橋を通過する列車はさらに減ってしまう。
 国鉄時代から運転されていた特急「はまかぜ」は長らくキハ181系が使われていた。JR西日本に引き継がれた後、国鉄特急色から独自のカラーに塗り替えられている。なかなかシックな色合いで、好きな塗装だったので、TOMIXからプラ製品が発売された時には手を出してしまった。

 キハ181系による定期列車は2010年11月に終了し、新鋭のキハ189系に置き換えられている。架け替えられた余部橋梁の使用開始が2010年8月だから、わずかの期間ではあるが、キハ181系による特急「はまかぜ」も新しい橋を渡っていたことになる。