週中に中央線でまた幕張の209系の配給輸送がありましたが、幸か不幸か雲が多い天気だったので普通は逆光になる日野の多摩川鉄橋の下流側に行ってみました。

 

やはり皆さん同じことを考えているようで上流側よりも遙かに多い人出ですが、既に何度も走っている列車せいか直前に来ても自由に構えられるほどでした。

 

 

元祖「使い捨て電車」の209系は正直言ってあまり好ましい被写体とは言えず、自分のアルバムの中にあまり記録は残っていません。

 

一番の不満はやはりあの公園のベンチのように堅いシートでしょうか。通勤などで短時間乗るならまだ我慢できますが、あれで館山とか安房鴨川などまで行くのは修行のような辛さです。

 

あまりの安っぽさ?でさすがに地方の民鉄も購入しないようで、長野であっさり解体されることでしょうが、低コストと省電力の設計思想が利用客へのサービスと両立しなかった不運な車両だったと言えるかもしれません。

 

ところで今週は連日クモヤE493の試運転が常磐線で行われましたが、大好きな機関車が見られる時代は刻々と終わりを迎えようとしています。

 

将来このクモヤが配給輸送を担うようになっても撮影に行くかどうかは未だ何とも言えませんが、モチベーションが大幅に下がるのは否めませんね。