金沢八景から旧海岸線に思いを馳せつつ、横浜市南部を北上します。
平潟湾から洲崎町の交差点を左折します。案内板にある健康みちづくりルートに近い形になりますね。まさに「旧海岸線を感じながら」。
まずは赤門通を進みます。なかなか感じのいい旧道で、称名寺の赤門に着きます。金沢文庫もここにありますね。
ダラダラと登っていきますと、趣のある木造建物が。国登録有形文化財の金澤園だそうで、現在はカフェをやってらっしゃるとのこと。モーニングもやっているんですか。。。すごく寄りたいです、、、でも、ご時世的にまた今度にしておきます。。。
金澤園の先で、趣あるトンネルをくぐります。ここはバス路線なんですが、
その先に終点「柴町」バス停があります。狭い路地にトンネルがあり、ここで転回するのか。スペースが狭いので、どう転回するのか興味ありますが、しばらくバスは無さそうなので、先に進みます。すぐ左のトンネルの上に向かう激坂を上がります。
ゼーハーいいながら上がりますと、八景島が見えます。この台地上は柴シーサイドファームと言う農園が広がっています。みかん狩りもできるらしい。三浦半島と同じ雰囲気だなー。と思いましたが、横浜市といえど三浦半島の根元ですね。
台地を一気に下っていきます。この台地のキワまで、海が来ていたようですね。
崖にそって北上します。米軍の石油貯蔵基地があったところです。返還されて公園に工事中です。そそり立つ崖に迫力を感じます。
その先の長浜公園は人工干潟があり、野鳥観察ができるようです。昔は船溜まりだったそうですね。
その先は富岡総合公園に入ります。ここも崖に沿って進んでいきます。緑も豊か。元横浜海軍航空隊の基地だったそうで、門跡が残されていました。
国道16号に一回出てしまったので、住宅地を登り返します。このあたり景勝地だったそうですが、昔はきれいな海だったんでしょうね。
尾根筋の細道をいき、山の上の住宅地を進むと、京急線の上に出ました。
行き過ぎたので、戻って急な下り坂。杉田付近を抜けて磯子に向かいます。16号ではなく、少しでも崖部に近い一本内陸を進みます。
屏風ヶ浦を通ります。現在では道路が刺さってしまっていますが、このあたりもさぞかし風光明媚だったでしょうね・・・。磯子の旧横浜プリンスホテル跡のマンション群が崖上に見えてきました。
この崖の上に立っているマンションへのエレベーターがあります。住民でなくても使用でき、Suicaも使えるそうなので、輪行袋に折りたたんで載せてもらおうかとも思いましたが、、、いやいやここは、激坂頑張って登ったりますよ!!!
横浜プリンスホテル時代は、崖の前のマンションからエレベーターで上にあがって橋を渡っていったものです。出っ張りがありますが、そこが橋がかかっていた跡ですかね?
でも本当にこの坂、心臓破り。。。ヘロヘロになりながら磯子台まで頑張って上がりました。。
内陸に向かいまして、久良岐(くらき)公園に行きます。横浜市育ちなのですが、今まで行ったことがありませんでした。先ほどの激坂で足が動かず、久良岐公園までの登り返しは足が動かない。。。ヨロヨロと到着しました。広大な公園ですが、横浜市電1156号が保存されています。
久良岐公園を上大岡側にでて、また登り返します。もう足が動かない。。。何とか尾根の高いところに出ますと、、、「黒船見物の丘」とのこと。近所に人たちが黒船を見に集まっていたそうです。山の上の住宅地なので、風が吹きあがってきます。
急坂を一気に降りて、大岡川に出ました。
さて、本日は弘明寺の「みうら湯」で、締めの一風呂を。
今回は横浜南部の海岸線を感じてきましたので、最後は化石海水の黒湯につかりたいと思います。黒湯を使った人工炭酸泉で、前日の湯河原に引き続き、乳酸よ、さよーならー。前回、こちらのルートで入りまして気に入りました。
すぐ近くの京急弘明寺駅から帰ってもいいのですが、少し大岡川沿いを走り、井土ヶ谷を通って、JR保土ヶ谷駅から帰宅です。
まだ、お昼前。今日もお昼はかえって食べまーす。
横浜南部の旧海岸線を想像しつつ、崖を存分に味わいました。
横浜方面に輪行ポタする時には、締めに「みうら湯」よいと思います。
↓よろしければこちらもポタっと♪クリックよろしくお願いします!