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2021年5月13日、能勢電鉄平野車庫では4月末に引退した3100系3170編成の解体業者への陸送作業が開始され、初日となった13日の日中は日生中央・妙見口方2両のトレーラー積載作業が行われました。
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搬出初日となる5月13日深夜〜14日未明に搬出されるのは日生中央・妙見口方の先頭車・中間電動車である「c#3170」「c#3620」の2両で、陸送は1752編成(2018年引退)以来となる『アチハ』が担当するようです。
「c#3620」の廃車により、阪急電鉄所属歴のある車両から『モニター屋根』と呼ばれる屋根構造を有している車両が完全に消滅することになります。





[同じ日の廃車陸送]
阪神電気鉄道でも5001形初の廃車となった5009編成の陸送も実施され、阪神尼崎車庫付近にいた撮影者曰く『5009が尼崎車庫から出たのと時を同じくして大物線(大物駅のすぐ東を通る通り)を南下して行った』ようです。

より詳しい廃車陸送はこちらから。


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鉄道コム


※画像は今回の廃車陸送とは関係ありません。

[解説:能勢電鉄の廃車陸送]
能勢電鉄の車両は平野車庫の工場線で部品取りなどの作業を行ったあと、解体工場までトレーラーによって運ばれていきます。 その際、ポールトレーラーと呼ばれる特殊な車両に積載した状態で車両を丸ごと輸送(会社によっては工場内で2〜3分割したものを通常のトラック・トレーラーに積んでいくものや1両丸ごと積載可能な荷台を持つトレーラーに積載していることもある)しているのですが、能勢電鉄の廃車陸送では1753編成(日本通運が担当)、1554編成(先頭車のみ兼六運輸が担当:広島県三原市まで輸送)を除いたほぼすべての廃車陸送に『アチハ』が関わっています。

ちなみに、新潟県直江津市の「直江津D51レールパーク」に所蔵されている『D51 827』は「アチハ」が所有している。