本日、静岡ホビーショー(一般非公開)の開催に合わせて、トミックスから新製品の発表がありました。
なかでも、私のイチオシはなんといっても大阪環状線の103系!(黒サッシ更新車)の発売です!
トミックスの103系といえば奈良の103系が電撃発表されたことが記憶に新しいところですが、発売延期になりまだ手元に届いていない今日この頃、さらなるバリエーション展開が発表されました。
過去、こちらの記事でバリエーション展開を見越した編成紹介を載せておりましたが、まさかこんなに早く実現するとは…。
さて、製品のラインナップは
①N40更新(黒サッシ)統一の8両編成
→クハモハの基本セット、モハの増結セット、サハ単品の組み合わせ
②先頭車が戸袋窓の埋まった初期車、中間はN40更新の混成8両編成
→8両セットの特別企画品
の2種類!
ウグイスのセットの色替えとして黒サッシ統一編成が、そして新規作成の先頭車を含む混成編成が出ます。
初期車クハ、いつか発売されると嬉しいな~と思っていましたがまさかこんなに早くとは!
しかも500番台が選択可、Hゴムなしのドア窓再現!
いや、これは先頭車だけバラ売りしてほしい…。
詳しい仕様は公式情報をご覧いただくとして、こちらでは再現できる編成などについてご紹介していきたいと思います。
【N40更新(黒サッシ)統一編成について】
201系投入直前に存在した、製品で再現可能と思われる編成は以下のとおりです。(以前の記事の再掲です)
●モリ20番編成 (2008年に奈良へ転出)
Tc103-243+M103-385+M102-541+T103-348+T103-349+M103-406+M102-562+Tc103-262
※2006年検査出場で前面車番のフォント変更されました。
国鉄書体と異なる独特の文字はこの編成のみ。
※森ノ宮所属時代の末期となる2008年1月にはワイパーが増設され2本に。
ウグイス色セットに付属する2本ワイパーのガラスパーツを流用してくると良いかと思います。
●モリ24番編成 (2007年に日根野へ転出)
Tc103-257+M103-400+M102-556+T103-353+T103-354+M103-401+M102-557+Tc103-258
※高運用スカートを装備
※一部車両妻窓あり
●モリ27番編成 (2007年に日根野へ転出)
Tc103-265+M103-409+M102-565+T103-355+T103-356+M103-410+M102-566+Tc103-266
※GMから同編成が完成品発売済み
おそらく、付属のインレタにも上の編成あたりの車番が入るのかな…?と思います(24番編成はちょっと怪しい)
前述のように、この製品は基本・増結・サハ単品という構成であるため、買う数や他社製品との組み合わせによっては混成編成を再現することも安易になっています。
そこで今回は「黒サッシ車が大半を占めるものの、ほかの中間車を混ぜることにより再現できる編成」についても触れてみます。
いずれも201系投入直前の編成ですが、妻窓の有無については把握できず考慮しておりません。
●モリ19番編成 (2006年に日根野へ転出)
Tc103-241+M103-383+M102-539+T102-8+T103-364+M103-384+M102-540+Tc103-242
※サハ102-8は銀サッシ
●モリ21番編成 (2006年に日根野へ転出)
(写真が見つかりませんでした)
Tc103-249+M103-391+M102-547+T103-397+T103-398+M103-392+M102-548+Tc103-250
※サハ103-397は銀サッシ
●モリ22番編成 (2005年に奈良へ転出)
Tc103-251+M103-393+M102-549+T103-351+T103-352+M103-309+M102-465+Tc103-252
●モリ23番編成 (2006年に奈良へ転出)
Tc103-253+M103-395+M102-551+T103-486+T103-357+M103-390+M102-546+Tc103-248
※サハ103-486は40N更新車
●モリ26番編成 (2006年に奈良へ転出)
Tc103-263+M103-407+M102-563+T103-403+T103-410+M103-388+M102-544+Tc103-246
※サハ103-410は40N更新車
このうち、モリ22番編成は製品化発表に使用されていた写真の編成ですが、実は黒サッシ統一ではありません。(拡大したらわかりますが…)
銀サッシの車両、40N更新車を混ぜることにより以上の編成が再現可能になります。
どちらもGMから製品化されているので持ってくればいいかと思いますが、混ぜて違和感が出ないかどうか…ですね。
環状線の103系といえば、編成中どこかに40N更新車が混ざっている「編成美の無さ」も魅力かと思います。
40Nのサハが手に入れば、1両だけ混ぜてみるのも楽しそうですね。
なお、補足情報ですが
実車では弱冷サボ受けの撤去が行われましたが、これは2006年の春以降に順次行われております。
恐らく模型のモデルは撤去後の姿になると思いますので、2005年以前の仕様にされる方はこのあたりを再現してみてもいいかもしれません。
長くなりましたので一旦ここまでにしておきます。
※編成形態、車番については間違いないという確証がありませんので、もしご参考にされる場合には念の為、再度お調べいただきますようお願いいたします。
次回は特別企画品セットの可能性について記事にしたいと思います。