母ちゃんを引率しての「ゆざわShu※Kura」の旅もいよいよフィナーレを迎えました。
ちなみにこの「しらゆき8号」は季節によっては私の被写体となる列車です。
折り返し回送列車となります。
アテンダントさんたちは新潟支店勤務なので、この回送列車で長岡駅まで戻って上越新幹線に乗り換えて新潟まで帰るのだそうです。それにしてもアテンダントとしてこの列車の往復の勤務時間と勤務地と営業列車との回送を含めた往復時間などを考えるとかなり長拘束となりますね。本当にお疲れ様でした。おかげさまでとても楽しい思い出に残る列車の旅になったし、母ちゃんへの誕生日プレゼントとしても「いい時間」を過ごせました。
名残を惜しんでこの列車のディーゼルエンジンのアイドリング音を記録しておきます。
以下は私の素人考えとなりますが…。
さまざまな壁はさておき、この列車の運転区間をもっと延長したらいいのに…ということです。
上越妙高駅よりもっと南下して妙高高原駅、あるいは一気に長野駅まで延長するとか…。
1号車の「展望ペアシート」と「くつろぎペアシート」は日本海を向いたシートとなっていますが、この向きは二本木駅から妙高高原駅までの間は妙高山などの山並みを眺められる向きでもあり、とくに春から初夏にかけての残雪を抱いた山々を眺められる車窓はとても美しい。
長野県側に入れば妙高山から黒姫山や飯縄山、その向こうに白く輝く戸隠山などが楽しめます。
復路の列車では日没後となってしまいますが、往路では美しい車窓を楽しめます。
残雪を輝かせる山々、そして日本海側に出てからの海を眺められる風景の対比を楽しめると思うのです。
長野駅~直江津駅の間がJR東日本から切り離されて何年も経過していますが、元は同じ信越本線であることを考えれば決して不可能とも思えません。
そこまで拡大すると越後の酒蔵をイメージしたコンセプトとは少し外れてしまいますし、アテンダントさんの勤務時間の問題やJR東日本新潟支社管内にとどまらず第三セクターしなの鉄道やJR東日本長野支社まで巻き込む話になるので難しいかとは思いますが…。
そんな思いも描きながら乗り継ぎの妙高高原行普通列車を待ちました。