青海川駅停車中の車内。フリースペースの2号車の様子です。





 1号車に戻ってくると母ちゃんアテンダントさんにお喋りの相手をしてもらっていました。


 せっかくなので記念撮影をお願いしたところ、快く応じてくださいました。


 母ちゃんとの記念撮影。

 との記念撮影。

 約20分の停車のあと列車は青海川駅を発車しました。

 このあと、アテンダントさんと少しお話しをさせていただいたのですが、普段は上越新幹線の車内販売とJR東日本新潟支社の観光列車越乃Shu※KuraSLばんえつ物語海里のアテンダントを担当されているとのこと。ただ、新型コロナウイルスの影響で新幹線の車内販売が休止中なので現在は観光列車のみを分担して担当されているそうです。
 早く収束して彼女たちの仕事も平常通りになるといいですね。
 想いもよらなかった復路での貸切状態なので、アテンダントさんともたくさんお話しができました。

 ちなみに画像でアテンダントさんが手にしている越乃Shu※Kura限定大吟醸は往復ともに開栓せずに長野の家に持ち帰りました。まだ冷蔵庫の中で待機中です。


 既に3列車とも制覇された方はたくさんいらっしゃるのでしょうが、私はやっとShu※Kuraに乗ることができました。
 一番新しい、主に羽越本線を走るハイブリット式気動車HB-E300系海里の前任を務めていたきらきらうえつにも乗る機会がないまま廃車となってしまったし…。こちらは国鉄485系特急型電車からの改造で老朽化が進んでいました。
 SLばんえつ物語の客車も国鉄型の12系客車なので車齢も高いし、越乃Shu※Kuraのキハ40・48にしても国鉄型のローカル列車用気動車で種車の製造から既に40年を経過していることを考えると、いつ引退の話が出てもおかしくはありません。
 近年ではJR東日本の新しい観光列車には非電化区間にも対応できる気動車の採用が目立つようにも想えますし、長野総合車両センターにリゾートビューふるさとにHB-E300系が導入されたのを皮切りに秋田総合車両センターにも導入、そして最近では新潟地区の海里にもHB-E300系が導入されたことを考えれば越乃Shu※Kuraの国鉄型気動車も安泰とはいえず、保守面なども考えればHHB-E30系に置き換える話が出てもおかしくないので、今回乗車する機会に恵まれたことはよかったです。

 ところでアテンダントさんのお話しだと、びゅう旅行商品の宿泊プランの乗客の中には次の停車駅の潟町駅で下車して鵜ノ浜温泉で宿泊する人も多いそうです。

 そして列車は潟町駅を発車して直江津駅に到着しました。
 こちらでも13分停車…後続の特急「しらゆき8号」に道を譲ります。同じ上越妙高行だし、直江津からはいくらも距離がないことを考えればこのまま先行してもいいようなきもしますが、島式1面2線という上越妙高駅のキャパを考えると直江津駅での調整が必要なのでしょう。
 まあ、その分こちらは滅多に乗車機会のない観光列車に長く乗っていられて楽しいのですが…。
 直江津駅からはえちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインに入って終点の上越妙高駅をめざします。

 高田駅に停車中。

 列車の外はだいぶ薄暗くなってきました。
 レトロな白熱灯風の照明が優しい車内です。
 今回の母ちゃんへの誕生日プレゼントを兼ねたゆざわShu※Kura往復の旅もいよいよラストスパートとなります。