昭和49年、1974年の8月。
オリンパスPENを持って拝島駅で撮影しました。
最近の若い世代のかたには解らないと思いますが、いわゆるハーフサイズといって
フィルム1コマぶんのスペースに2枚撮影できるというカメラです。
画質はもちろん悪くなりますが、当時は高価だったフィルムの消耗を抑えてくれる
優れものだったのです。

拝島駅青梅線ホームの駅名板。
鉄板に国鉄フォントの、実にオーソドックスなタイプです。

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青梅線ホームの立川方です。
支柱に取り付けられた縦型の駅名表示が懐かしいです。
今はもう無いのでしょうねえ。
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青梅線ホームと八高線ホームの間の中線に、EF13が牽く貨物列車が
やって来ました。
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青梅線ホームから眺めた五日市線ホームです。
木製の駅名板に、背景が日本通運の倉庫。
日本中どこでも見ることが出来た日常の光景です。
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青梅線の101系電車
本当に普通の、カメラを向けるのが憚られるほど、日常の光景でした。
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武蔵五日市行きの72系電車。
クモハ73の中でも初期の車。
武骨なイメージですね。
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八高線ホームの中央にあった待合室の壁面には、
立派な沿線案内が掲げられていました。
旅情を盛り上げる憎い演出です。
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