皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
さて、私は誰でしょう?
もうね、目が、ね・・・(笑)
センスが80年代のマンガですよね(笑)
もちろんこの(^^)な表情の目は
この一枚のために書き足した冗談ですけど
その他の部分は本当です。
これだけで車種がわかった方は
なかなかの台湾通ですね(^^)
もうひとヒント。
左がすでに当店でも完成品を発売している
徳馬形ディーゼル機関車。
右が、くだんの彼の
軸距、車体高さを割り出して書いたところです。
乳幼児のお絵描きだと
鉄道車両が皆こんな感じに表現されるという
可愛らしい姿(笑)
一枚目の顔、
二枚目のシルエット、
だいたい目星のついた方も
もしかしておられるかもしれません。
正解は、こちらでした(^^)
台湾の製糖鉄道で
ひときわ個性的な面持ちが人気の
「巡道車252号」です。
場所は台湾の嘉義県、
台湾新幹線の嘉義駅から数キロほど北にある
「蒜頭糖廠」。
かつて日本統治時代に製糖産業が興され、
その輸送を担った鉄道は
2002年の工場操業停止後に
「蒜頭蔗埕文化園区」として再オープンし
現在に至ります。
屋根カーブのかなり下に設置された水切りと
黒く塗装されたピカピカの屋根、
広いおでこが背の高い帽子に見えて
なんだかイギリスの兵隊さんの人形みたい。
たまらなく可愛く見えてしまいます(^^)
窓数が多く、
少し全長が長いように見えますが
意外とそういうわけでもなく
スリムでしかも全高が低いんですね。
これは単体の写真では判りませんでした。
こうして比較的大柄な機関車と並ぶと
ひときわ車体断面が小さいのがわかります。
ユニット窓のような太いサッシ枠に
大きな丸みを帯びた窓形状、
引き違いの向きが運転席のひとつだけ違うのは
どういった意図だったのか興味深いところ。
引戸はプレスドアのようで
よく見るとHゴムが
一段引っ込んで取り付けられています。
このあたりの設計思想に時代を感じます。
恐らく昭和30~40年代の車両。
当時の日本の車両の多くが
このような方式をとっていたのは周知のとおり。
前面の細部も個性的です。
ヒサシと呼ぶには少し狭く、
水切りと呼ぶには少し広い
本当はどちらの機能を目的としたものなのか。
結論、
マユ毛という事でいいと思います(大笑)
シルエットを垂直に保ったまま
窓部分だけ少し寝かせた湘南顔もいいですね(^^)
鼻の部分(下の真ん中寄りのカド)だけ
Rが大きくなっている窓ガラス形状も特徴・・
と、書きかけたらふと思いました。
青ガエルや80系みたいな前面窓って
カドのRは同じなのでしょうかね???
調べた事もありませんでした。
作るとわかる事ってありますよね。
妙に細かいところに気付くのも
模型作りの秘かな愉しみかもしれません。
そしてこのヘッドライト。
古い大型車に詳しい方なら
この形状にピンとくるかもしれません。
日本の自動車部品を流用したのだそうです。
ならば日本の軽便車両でも
同様に使われている例があってもおかしくなく
ナロー用として何か売られていないかなあ、
なんて思ったのですが
なかなか模型の神様はラクさせてくれません。
これも何とか作らないといけませんね(笑)
さて模型はと申しますと
もうすぐ図面を書き終わるところです。
今回は型紙としての販売予定はありませんので
ただ自分が作られればいいバージョン。
適当な現物合わせヨシ!
間違えていても手書きで直せばヨシ!
合わせが悪くても自分でごまかせばいいから
すべてヨシ!(笑)
というわけで
そう遠くないうちに着工できると思います。
あ、明日か明後日かという話です。
ではまた、しばらく
可愛いヤツにお付き合いください(^^ゞ
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