KATO製の211系については、2019年2月に3000番台の長野色3両セット(品番10-1212)が、発売された際に入線記事を投稿していますが、文中で他の211系にも展開したいと記述するも、未対応のままになっている事項があることに気が付きました。

 

211系長野色から追加されたパーツは、トイレ床下の汚物処理装置です。

 

汚物処理装置のパーツは、台車マウントタイプになっており、KATOカプラー密連形Bが装備されているトレーラー台車に取付けが可能です。工具なしで簡単に着脱が出来ます。

 

この汚物処理装置は、ASSYパーツの「211系長野色 車端部床下機器」(Z04-8620)として販売されています。このパーツを購入したのは、上記記事投稿の2週間後のことでした。

 

他に手持ちのKATO製211系でKATOカプラー密連形Bを装着しているのは、「211系2000番台 7両基本セット」(品番10-517)と「211系3000番台 5両基本セット」(品番10-424)があり、これらの車両にも汚物処理装置を取り付けることにします。

 

装着に際して、台車を取り外す必要はありません。汚物処理装置で丸穴が開いた方を、カプラー側になるように持って、丸穴側を斜め下に傾けながら、カプラーポケット先端にある円柱状の突起に丸穴を嵌め込みます。続けて車輪側を床板方向に押し込めば、パチンという音と共に装着されます。

 

211系2000番台の7両基本セットでトイレ付車両は、両先頭車(クハ210/クハ211)とグリーン車(サロ213)で、トイレ側台車に汚物処理装置のパーツを装着しました。(写真の下側3両)

また、211系3000番台の5両セットでは、片側の先頭車(クハ210)にだけトイレがあって1両に装着しました。(写真の最上段)

 

211系3000番台のサハ211+クハ210を連結した姿で、パーツ装着で見映えが良くなりました。他系列の車両にも装着可能ですが、KATOカプラー密連形B以外のアーノルドカプラー等を装着する台車には装着できません。なお、このパーツは、KATOのオンラインショップに現時点でも在庫ありとなっていました。

 

 

 

 

 

 

 

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