JR東日本 みどりの窓口設置駅を削減へ | 岩越鉄道線のりば

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■JR東日本、みどりの窓口を削減へ
現在首都圏231駅地方209駅にあるJR東日本「みどりの窓口」を、首都圏・地方それぞれ約70駅まで削減する計画。
残る駅は新幹線・特急停車駅や一定数利用のある駅とし、無くなる駅には指定席券売機で対応予定。

1965年9月24日に誕生した「みどりの窓口」は、全国152駅に設置されました。

▲1965年開設のJR会津若松駅(画像は1982年ごろ)

国鉄末期まで各地方に増えた「みどりの窓口」設置駅ですが、JR化後は利用者減・無人化・ネット購入等理由で削減傾向にあります。 交通系ICカードの普及により券売機そのものの利用が減っているので、致し方無いでしょうか..

「みどりの窓口」についてはJR西日本も大幅削減を予定しており、今後各JRも追従するものと思われます。


■JR東日本 びゅうプラザ、2022年3月まで全店閉鎖
各地の旅行センターのうち、JR東日本の旅行センター(旅行業営業所)「びゅうプラザ」が2022年3月で全店閉鎖となる。
最大で180店舗あったが、ネットの拡充に伴う利用減による。

2021年3月現在、17店舗が営業中。

▲仙台支社の旅行センター
南東北には他に只見線会津坂下駅などにもあったが、2021年4月1日以降は仙台山形福島が残るのみ..(3月31日に会津若松が閉店)


ネットできっぷが買えるようになり駅頭できっぷを購入する利用客が減ったのもありますが、従業員不足売上減が一番の原因でしょう。
新規従業員を極力減らし、現在グループ会社にいる従業員を本業に回して維持する。従業員のうち駅務は委託(子会社)として給料を減らし人件費を抑制..


致し方無いのですが、サービス低下が心配。券売機で買えない(窓口でしか作れない)きっぷはどうするのだろうか..🚅