秩父鉄道と日本旅行が企画してくださった夜行列車の旅に行ってきた。
　久しぶりの客車夜行列車（７年前の「トワイライト」＆「北斗星」乗車以来）、久しぶりの12系客車（ムーミンとD51が牽いた「EL＆SL奥利根号」以来）、そして久しぶりのＣ寝台乗車と、ワクワクする要素が満載だった。

　旅の途中でも途中下車及び列車の撮影タイムが設けられ、手持ち撮影ではあるがサクッと記録。
　初めての秩父鉄道乗車（だと思う）は深夜帯を走る列車になったが、今度は昼間のうちに出掛けてみたいと思う。

　イベントの参加は完全予約制だった。
　乗客はボックスシートに多くても２人しか座らないよう座席が指定され、車内ではのびのびと過ごすことができた。
　列車がドア扱いをした停車をすると、発車後すぐさま添乗員が消毒液片手に車内を巡回、乗客全員にアルコール消毒の協力を訴えていた。
　また、デッキ部の手すり、貫通扉、お手洗いのドアノブなどの消毒も随時行われ、十分なコロナ対策も同時に行われていた。
　残念ながらコロナ禍が当分続きそうな日本だが、新しい生活様式と照らし合わせながら、無理のないよう今後も趣味活動と向き合っていきたい。


　【写真１】
　210509 OLYMPUS E-PL10+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-42mm F4.0-5.6 EZ 1/6 F3.6 ISO1600 AWB
　長瀞にて。
　デキ102+デキ201+12系4B。
　ツアー内で公式で「撮影タイム」と謳っていないものの、約10分間停車した。
　機材を担いだ乗客が次々と下車していくので、釣られて撮影に向かった。


　【写真２】
　210509 OLYMPUS E-PL10+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-42mm F4.0-5.6 EZ 1/5 F3.9 ISO1600 AWB
　三峰口にて。
　デキ102+デキ201+12系4B。

　コロナ禍で普段より手間がかかる状況下で鉄道ファン向けのツアーを実施していただいた秩父鉄道と日本旅行には、本当に感謝している。
　特に、夜鳴きそばの整理券を販売する係員さんの巧みなトークは、特筆に値するであろう。
　お陰で整理券購入の決心がつき、少し冷える深夜でも体を温めることができた。
　「また秩父鉄道に乗りに行きたい。撮りに行きたい」と思わせてくれるには十分すぎる内容だった。

　有り難うございました。

 

　（210508-210509訪問）