京都に突如「阪急」の名前が出現!一体なぜなのか 筆者 はんきゅん
【初めに】今回は直接鉄道に関係はしていない内容です。すみません。
京都市洛北で営業をしている洛北阪急スクエアというショッピングモールはご存知でしょうか?
洛北阪急スクエアとは旧カナート洛北というショッピングモールでした。
2019年12月6日にエイチ・ツー・オー リテイリング子会社である阪急商業開発の洛北阪急スクエアとして新装開業しました。
エイチ・ツー・オー リテイリングとは阪急阪神東方グループの傘下にある会社です。
エイチ・ツー・オー リテイリングの子会社である阪急商業開発という会社がカナート洛北を買収し、リニューアルして洛北阪急スクエアとして開業したということです。
ここで1つ疑問が浮かびます。
【なぜ阪急グループなのか】
なぜ阪急グループがこの地で商業施設を展開してるのか?という疑問が浮かびます。
当時は地域の人もなぜ阪急?と思ったことでしょう(知らんけど)
この洛北阪急スクエアの周辺には阪急要素は1つたりとも存在しません。
阪急も走っていなければ、阪急バスすら走っていません。
阪急不動産の建物すらほとんど見かけることがありません。
なぜなら最寄りの駅は叡山電鉄の駅(茶山駅)ですし、不動産事業も京阪不動産が展開しているからです。
そのためこの洛北地域は京阪の陣地になっているわけです笑
最寄りのバス停は「高野橋東詰め」という停留所ですがここを走っているバスは京都バスと京都市バスのみです。
京都バスは京阪グループなのでやはり京阪の陣地になっています笑
どこにも阪急要素がないのですが…
【実は…】
実はカナート洛北はイズミヤのショピングモールなのです。
そのためイズミヤが運営している商業施設ということになります。
イズミヤ、実は阪急商業開発と兄弟会社になっています。
そのため阪急グループが買収したといってもおかしいことではないのかもしれません。
【でもなぜ今?】
カナート洛北は2018年から増設工事をすることが決まっていました。
横に建っていたホテルが廃業し、土地ができたためです。
また、阪急グループは四条河原町の一角に存在した阪急百貨店を2010年に閉店させています。
京都に「阪急」という言葉は消え去ろうとしていたのかもしれません。
(何より京都の人に阪急は意外と馴染みがないと言われますからね)
もしかすると名前だけでもというとこで洛北「阪急」スクエアという名前を付けたかったのかもしれません笑
【最後に】
結局は名前のためだったのかもしれません。
正式に洛北「阪急」スクエアと阪急の文字を入れていますからね。
(名前から得られる効果は絶大です。馬鹿にできません)
それ以外にも京都という土地で阪急ブランドを展開したかった可能性もあります。
京都には阪急オアシスもほとんどありませんし、阪急の存在は年々薄れているのではないかと思います。
阪急グループにとって新たな京都での一歩だったのかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。