こんにちは。

今日はED75 76 機番シリーズNo.117の後編です。ちょっと間が空いてしまいました。

ヒサシ付きの若番機、国鉄民営化時に一旦廃車になりながら奇跡の車籍復活を遂げた機関車でもあります。

 

夕刻の残照を使って顔をアップにしてみました。

1999年に長町から仙台機関区へ、2000年から[仙貨]仙台総合鉄道部所属になっています。撮影は1999年でしたが、フライイング?で[仙貨]の区名札が入っているのが分かります。

 

1つ前のカット、残念ながら線路は陽が陰ってしまいました。背後の木々にはまだうっすら当たってます、惜しかった。なので”顔アップ”をやってみた...記憶があります。

ワムハチを連ねた貨物列車を重連牽引、まだ茶色のワムが多い時期でした。

1999/10 東北本線(以下同様) 北高岩-苫米地 5260レ(2枚とも)

 

夕暮時の”クロバルブ”運用を終えて機回し線で一旦停車、北留置線へ引き上げて行きます。

いくらか明るさが残っていたので位置取りがやり易かった..ここ、真っ暗になると肉眼ではよく見えないんです(汗)。碍子や複雑な架線形状が唯一の交直地上切換駅”黒磯”の証だったんですが、今はどうなったかなー?

2000/01 黒磯駅 3058レ牽引機

 

鉄橋をヒサシ付き同士の重連が行きます。木々の紅葉の中に赤い電機、保護色になっちゃった感がありますね(笑)。

2000/11 三戸-目時 3094レ

 

休車や廃車待ち?と心配になりそうな画像ですがそうではありません。ローカルコンテナ貨物列車、水沢で長時間停があり、貨車の入換方々?引き込み線の奥で休む時間帯がありました。(平成)[7-6 郡山工]の検査表記が見られます。前編で書きましたが1995年に全検を通っていました。

2001/05 水沢駅 2079レ

 

単機牽引でフル編のコンテナ貨物列車を牽引です。仙台-盛岡間では結構見られました。

コキ車4,5両目以外はほぼ満載、重量ありそうに見えます。古豪76号機、小さいボディーながらパワフルに感じます。

2001/10 平泉-前沢 3093レ

 

秋の夕刻、良い光線でした。ヒサシ付きの顔が映えます。

2001/11 白坂-豊原 3088レ

 

何故か76号機は秋の撮影が多いです。霞かかった朝、ホワッとした光線で撮影してみました。

これもコンテナ満載の高速貨物列車を単機牽引です。

2001/11 白坂-新白河 4081レ

 

タンク車を連れて黒磯に到着です。

 

解放後機回し線を通って一旦停車、これが76号機撮影の最後になりました。

2002/01 黒磯駅 5178レ (2枚とも)

 

76号機はこの後まもなく廃車になっています。

前編に書きましたが、恐らく1014,1032号機の事故廃車があったからこそ車籍復活出来た76号機、13年にわたり元気で活躍する姿を記録出来ました。

 

機番表です。白抜きの機番はUp済です。サイドメニューのテーマ”ED75機番シリーズ”をクリックいただくとこれまでの記事が一覧表示されます。

 

以上ED75 76 機番シリーズNo.117後編、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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