車好きならご存じかと思いますが、首都高速道路湾岸線の大黒パーキングエリアは、土、日、祝日になると、自慢の車を見せびらかしに訪れる 「青空自動車ショー」 の会場と化します。新旧問わず、合法、違法問わず、取っ替え引っ替え、 「我こそは最強」 と言わんばかりに、様々な車がやって来ます。私は自慢・・というよりも、同じ車がいないかなと探すことはありますが、自慢するにはあの場では烏滸がまし過ぎます。

今日も様々な “自慢の愛車” を携えて、老若男女がコロナ禍だというのに訪れていました。

 

 

まずこちらは、 “’80s” 。

私が免許撮った頃に憧れたスポーツカーの数々。

画像左からR32日産スカイライン、A70系トヨタスープラ、T180系同セリカ、そしてFC3系マツダサバンナRX-7。いずれもグレードは不明ですが、スープラはボンネットのトヨタマークから後期型で、画像じゃ見にくいですがサンルーフが装着されているところから、ツインターボRではないと思われます。因みに、後期型には3.0リッターは存在しないので、どのグレードも2.5か2.0リッターになります。多分、2.5のツインターボだとは思いますけどね。

セリカはボンネットのエアインテークバルジで4WDのGT-FOURと判断出来ます。そして、よ~く見ると、ボンネットのトヨタマークが剥がされているのが確認出来ますので、この個体も後期型でしょう。GT-FOURはラリーで大活躍したことで知られています。

FC3RX-7は、よく 「ポルシェ924 (944) に似てるね」 って揶揄されました。

そしてR32ですが、一番最初が 「GT-R?」 と思って眺めていましたが、GT-Rにしてはスリムだなって印象を持ち、よくある2リッターモデルにGT-Rのフロントグリルを移植した 「なんちゃって」 仕様かなと結論づけました。ブリスターフェンダーも無かったっぽいし。でも、あらためて画像を見直すと、3ナンバーであったことと、よくよくよく眺め返したらブリスターフェンダーはあったので、ここはモノホンのGT-Rとさせていただきます。

 

 

こちらは日産GT-R。

“如何にも” って感じのレーシーなスタイルですが、フロントグリルに 「NISMO」 のエンブレムがあったので、巷で話題になっている 「GT-R NISMO」 かと最初は思いました。でも、純然たるニスモ仕様は今年の秋に発売予定ということで、このエンブレムがモノホンだったら、おそらく 「Track edition engineered by NISMO」 という長ったらしいグレードになろうかと思われます。本体価格は¥14,000,000-強。勢と諸費用を含めたら軽く1,500万円は超える、日本が世界に誇るスーパースポーツカーです。つや消しのボディカラーは憧れますね。もしかすると、ボディ全体がカーボンで出来ているかもしれません。

 

それと、ここでは撮らなかったけど、外車勢、特にランボルギーニの胡散臭さといったら他を圧倒していました。

何でランボのオーナーはあー粋がるのかなぁ~?

別にかっくいいとは思わないし、むしろ、あんな爆音を奏でても皆、嘲笑するだけですよ。

 

そこへ、京浜急行のオープントップバス (三菱エアロキング) がやって来ました。

この車たちよりも、エアロキングの方が興奮しましたね。ここで休憩するのかと思い、臨戦態勢を整えましたが、そのままスルーして行っちゃいました。