TOMIX 9170 EF510-500(JR貨物・銀色) | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(3色のEF510が揃う)

 

明日は5月10日です.

鉄道模型の導入の検討には実際の鉄道事業者の動向を見ることが必要であり,それゆえに当ブログでも鉄道事業者(特にJRグループ)のニュースは一部取り上げています.しかし,3/31に発表されたJR貨物の「2021年度事業計画」には以下の一文があります[1].

車両部門では、故障による輸送障害を未然に防止するため老朽車両の取替を 計画的に進め、九州地区については取替後に EF510 形式機関車を導入すること から、九州用に仕様変更した EF510 形式の走行試験を行う。

筆者はてっきり,鹿児島(福岡以南,肥薩おれんじ鉄道含む)・日豊・長崎線にはDD200を投入するものであると思っていましたので驚きました.つまりは,筆者の収集区間である九州地区にEF510が投入されるということです.

 

というわけで,昨年のEF510紹介記事では持っていなかった「JR貨物仕様・銀色」を急遽用意してきたということです.2021年4月時点ではKATO製品も含めて市場から消えており,入手に難儀しました.そもそも,TOMIX製品もモーター変更などのリニューアルの関係で,「品番9170」は絶版になったものと思われます.TOMIX現行製品は中国製ですがパーツも取り付けやすくよくできています.車体リニューアルの際にはこの特徴は引き継いでいただきたいものです.

 

2020年度とダイヤが異なりますが,2021年度も「WE銀河・山陰夜行」とすれ違う時間帯(「WE銀河」が下り列車,EF510の列車が上り列車)に運行されているようです.

JR東日本が発注したEF510-500は15両とも高い人気を誇ります.おそらくは何かしらの改造を行い,3色とも九州に転用されると非常に楽しみです.仮に実現すると,経緯が全く異なりますが,九州伝統の「銀ガマ」が残ることになります.

 

なお,筆者は510号機を選択,こちらはえちごトキめき鉄道413系の輸送に使われ,話題となりました[2].

 

[1]:

https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/32ca152c09a34a79b9dc70f21028c6d1.pdf の8ページです.

[2]: