仙台シティラビットの廃止 | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

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おはようございます。今回は、仙台シティラビットの廃止の経緯の事をブログへ書いてまいります、

 

まず、新幹線が開業すると、並行している路線からは、たいてい特急列車をはじめとした優等列車は廃止されていきます。だが、東北地方にも、新幹線と並行して快速列車が運行されていました。その列車が今年3月で廃止された「仙台シティラビット」です。

 

仙台シティラビットは、今年3月まで福島と仙台で運行されていた列車で、1989年代に休日限定で白石仙台間を走る快速列車(当時は列車名は無し)で運行を開始して、1990年代に福島仙台へと運行区間を変更となり、2000年のダイヤ改正から仙台福島の間で運行している高速バス(福島交通、宮城交通バス、JRバス東北)との対抗を目的として「仙台シティラビット」の愛称が付けられました。


仙台シティラビット運行開始当初の停車駅は福島、東福島、伊達、白石、大河原、岩沼、仙台だけで、2002年に3往復へ増強され、一部列車が桑折、藤田、槻木、名取に停車となり、2004年3月のダイヤ改正から全列車が桑折、藤田、船岡(新たに停車)、槻木、名取への停車が開始されました。2016年3月からは南仙台、長町にも停車が開始され、廃止前の停車駅は福島から藤田までは各駅停車、白石、大河原から岩沼まで各駅、名取、南仙台、長町、仙台となっていた。

 

今年3月で「シティラビット」は廃止となり、その経緯には、仙台福島で運行している東北本線の列車を輸送障害を最小限にする目的でほとんど白石で系統を分割する必要がある事、新幹線の利用促進の2つが考えられている。