ちょっと早いのですが、5月の長津田見聞録でございます。長津田・恩田の視察は来週くらいにしようかと漠然と考えていたのですが、やはり8629Fの退役の報に接した手前、恩田の状況を見ておきたくなり、長津田と合わせての視察を決行いたしました。

 

まず「谷底」を覗くと、そこにいたのは、現在現役最古参となった8617Fでした。

 

この編成が次に危ないのか?

 

8617Fといえば、8043Fをばらし両端を8517と8617でサンドイッチして6連を組み、東横線で運用されていた編成です。その後も時折東横線で走っておりましたから、この編成と東横線には浅からぬ関係があるわけでして。管理人としても、この編成には思い入れがあります。

 

お次は陸橋から俯瞰。

8500系の留置編成数の多さが目につきます。

 

真ん中の屋根の白い編成は

 

これが現時点での2020系の最新編成、2144Fです。

 

こちらは↑の写真から右側へパン。

右側、同じ2020系編成ですが、屋根の汚れ具合には顕著な差があります。

 

白さが違う

 

どこかの洗剤のCMみたいですが(^_^;)、2020系などのいわゆる「20系シリーズ」は、屋根が全て白色なのですよ。しかしそれが、ここまで汚れるとは(白い屋根の編成の左隣)。

 

こちらは洗浄線の突端。3020系の中間車が留置されているのは相変わらずです。

 

組み込まれるのはいつ

 

そういえば、6000系への「Q SEAT」連結で編成から外された、旧デハ6301・6302は今どうしているんでしょうね? 恐らく5080系の8連化に活用されるのではないかと思われますが。

 

それでは検車区の突端へ。

8500系の顔が見えます

 

 

 

2020系に挟まれて肩身が狭そう

 

こちらは8628Fですが、8628Fも2020系に埋没して、すっかり肩身が狭そうな感じがします。たとえるなら、若手選手の台頭に追われつつあるレジェンド選手でしょうか。

 

こちらは「Bunkamura号」こと8637F。

 

他の編成とは一線を画する外観

 

検査期限との関係では、この編成が恐らく最後まで残るものと思われます。最後の1本になったら、「Bunkamura」装飾を全て剥がし、登場当初のオリジナルな姿に戻して…なんてことは起きるんでしょうか。それとも、ある日突然退役かもしれません。

 

8500系9編成のうち8編成が長津田で留置されていたということは、稼働中の編成は1本だけということになります。しかし今日は、田園都市線では一度も8500系とすれ違いませんでした。東武線に行っていたのであればいいのですが。

ここまで減ってしまうと、電力消費量の面でも5000系・2020系で回すのが合理的なのでしょう。今後は、狙っても乗車・撮影は難しいかもしれません。

 

これだけ見回して撤収。長津田駅まで歩き、恩田へ向かいました。