みなさんこんにちは。今日の話題です。
その中のひとつが「山陽電車(山電)」です。
神戸から、明石・高砂・姫路方面へ路線を延ばす私鉄で、大阪方面へは「直通特急」で「阪神電車」と相互乗り入れをしています。
阪神大阪梅田にて、山陽車の「直通特急」。
「直通特急」は主に「阪神大阪梅田〜山陽姫路」間の設定。阪神・山陽両社の車両を用い、総延長90km超を、およそ1時間半ほど要して走破するという、実に広大なネットワークを誇るものです。尼崎にて、阪神車の「直通特急」。
ところで、駅で見かけた山陽電車の広報誌は「ESCORT(エスコート)」。今日は、この5月号の内容について取り上げたいと思います。
さっそく、表紙が…いや、これは懐かしい!
「昭和時代の山陽電車」というと、まさにこの塗装そのものです。実に気になります。
実はこれ「復刻塗装」を施した編成なのだとのこと。この塗装をまとう、3030号という編成の引退に合わせたイベントの一環だと言います。
5月21日に、引退する予定が決まっています。
この3030号、正式には「3000系」という車系の一族に当たります。
1964(昭和39)年から登場し、時代経過にともないさまざまなバリエーションのものが、1985(昭和60)年までの長きにわたり次々に投入、それまでは山陽電車の標準的な車両でした。
現行塗装。だいぶイメージが違います。
ただ、製造から経年が浅い・車両のリニューアルが行われている、というグループについては現在でも現役です。
ただしこの「3030号」は比較的初期に製造されたもので、さらにリニューアル工事が施されていない最後の鋼製車両・編成に当たる、ということから、引退イベントがなされているようです(昭和44年11月、地元の川崎重工業製造)。
わたしは山陽電車については詳しくはないのですが、そんなわたしでもこのツートンカラー、角張った特徴ある車体を見ると、これが山電、とまずは想起してしまうものです。
なんと、駅そばでも「復刻ツートンカラー」にまつわる特別商品が味わえるとのこと!
しかしこれはおいしそうです。
ジュースもあるとは、山電もなかなかです。
前回の記事で「高速そば」を取り上げましたが、こちらの「山陽そば」も実に絶品です。
趣向を凝らしたオリジナルメニューが多いのと、個人的にはダシの旨さもたまりません。
それから、この復刻ツートンカラー編成。
ご丁寧にも、公式サイトでこの編成を用いた列車の運用時刻が公開されていました。
これはありがたいですね。
撮り鉄にも、乗り鉄にもやさしい山電さん…
時勢が落ち着いたら、ぜひ乗りに行きます!
今日はこんなところです。