蒸気機関車C61 20が復活して10年になる。
群馬にいる私には蒸機といえばD51 498がすぐ思い浮かぶ存在であったが、2011年、C61が群馬で復活した時は、見慣れたD51よりも大きい姿に驚いたものだった。
C61が復活した頃は東日本大震災の混乱がまだ収まらぬ状況で、あまり浮かれた気分になれない時期だけに、C61復活の知らせは久しぶりに明るいニュースだった。


今回は、2011年5月中旬、上越線高崎-水上間で行われたC61の試運転の様子をまとめた。

 

 

 

 


高崎駅を出発したC61の試運転列車
初めて実物のC61を見た時の感動は今でもよく覚えている

 

 

 

 


新緑の水上・諏訪峡を力走するC61
旅客列車と同じく12系6両を牽引
C61の汽笛が山間にこだまする

 

 

 

 


午後3時過ぎ、折り返しの高崎行き試運転列車が水上を発車
発車時の汽笛もD51の野太い音と違い、C61はなめらかな感じに聞こえた

 

 

 

 


水上を発車し、煙を噴き上げ、力強く進むC61
ヘッドマークがない方が蒸機はたくましく見える

 

 

 

 


高速道路で先回りし、八木原付近でもう一度撮影