緊急事態宣言で自粛なGW。

それでも、遠方に行こうと考えてました。

しかし、悪天候で断念し10年以上放置してた仕掛のガンプラを

造っておりました。

自粛には悪天候が一番効きます・・・。

 

そのまま家で終わらせるのも勿体無いので、晴れ予報の4日は

友人を誘い登山へ。

 

京都で待っていたのは全国から見れば貴重な国鉄117系。

荷物を置いてちょっと買い物と売店へ・・・?

自販店舗に変わっていてショック。

車内には同じ様なハイカーの姿がちらほらと。

坂本では比叡山組がそこそこ下車。

堅田や蓬莱、志賀で降りるのは比良山系組。

で、我等が降り立ったのは比良。

田には水が入り、蛙は鳴き良い季節。

あの山を越えるのです。

あと少しで麦秋。

別荘地を抜ける徒歩道。

新緑全開、雪解けで水量多く。

何度も顔を洗い冷まし、呑みました。

分岐。

一瞬迷うが、他にも入って行ったのと好奇心には勝てず。

渓流沿いの清々しい道。

山崩れをを抑える堰堤。

ガレ場、奥のコンクリの上には砂防道路が走っていた様だが危険な

程の落石で廃道状態。

対岸も崩れている。

これで序の口。

注意看板に書いていた「青ガレ」。

写メじゃ伝わらないが高さ50mは有る。

浮石が少ないので気を抜かなければ大丈夫。

既にこの高さ。

青ガレを越えると砂防ダム。

青ガレの高さ分を支えてるのか?

足元には工事で使われたのか腐りきったスチールロープ。

砂防ダムにより平穏な場所。

湧き水。

この時期、水が豊富でこの辺りまでは困らない。

もちろん美味い。

落ち着いた場所で休憩。

エナチャージ。

今度は砂に浮石マシマシで危険なガレ場。

上は金糞峠。

この名に引かれてこのルート取った訳で・・・。

で、峠。

四方からルートが当たり人が多い。

名前の割には雰囲気の良い場所。

峠をそのまま真っ直ぐ進むとさっきまで嘘の様に落ち着いた景色。

沢釣りを楽しむ人の姿も。

沢沿いに進む。

魚居そう。

峠手前からスマホのGPSがロスト。

道しるべで進むが、真反対向いてる道しるべに一度戻ったりと迷いそうに。

結局、前進が正解と進む。

杉林の中の沢。

気持ちが良い。

かなり登ってブナ林。

良い雰囲気。

コヤマノ岳(1181m)付近。

ここはアフリカはサバンナか?

平坦なブナ林を軽快に歩き、最後の急登を上がり絶景。

蓬莱山方向。

西方向。

山頂。

で、で、アレは!!

白山。

さすが2700mだけは在る、滋賀から見えるなんて感激。

登りたい(汗)。

絶景をおかずに昼食。

ビヤーがうめぇ。

カメラは持って来てるので、伊吹山とサンダーバード。

角度が悪く糸クズ以下・・・。

21年5月4日 近江高島-安曇川 4023M

1時間程休憩して別ルートで下山。

こちらも良い雰囲気。

荒れている場所も。

こっちにも沢。

この水を実は府民は毎日飲んでいる。

水流で石が回りくり抜いた甌穴。

 

八雲ヶ原。

どうみてもゲレンデにしか見えない斜面やこの広場でスキー場だったのでは

と帰って調べたら04年まで営業していた比良山スキー場だったとか。

閉鎖後には原状回復の為にロープウェーを含めた全施設の撤去された。

山上の楽園

イモリ?サンショウウオ?いっぱい居ます。

この黒い魚は何だろうか?

淡水でこんなに黒い魚は珍しいと想うのだが。

北比良峠

ここにもスキー場の施設が在った様で平な地面は芝生に覆われ

寝転がりたい誘惑。

テントを張っている人も。

右を向くと大崩れ。

拡大すると、芝を貼って対策している様だが地質が脆過ぎるのか

防ぎきれていない。

この斜面にもルートが在り通ったがかなり危険。

尾根を回るルート推奨。

車も通れそうな幅の道も人一人分だけ残して崩れている。

なかなかワイルド。

ルート自体が雨が降ると削ってしまう地質。

どうも石を切り出し整備していた様で。

あの注意看板の分岐に戻り、下界に。

 

そのまま歩き温泉「比良とぴあ」。

汗を流すのが気持ち良い。

大きな荷物な登山者用に玄関には専用ロッカーも在り。

風呂上がりにビヤー!!!

最高!!!

そんでもって晩飯も。

満腹。

陽もとっぷりと暮れ夜。

またもや117系に「きたぐに」を感じ帰路。

結局、16㌔・10時間の山行。

ルートは水が豊富で沢沿い・ガレ場・ブナ林に絶景。

このルートで武奈ヶ岳を目指す人は少ない様で金糞峠より先は

出会う人も少なく静か(普通は鯖街道側から登る)。

ただ、湖西の山の特徴なのか風の抜けがイマイチで暑い、鵜川で夏前に

俯瞰しに登ったら熱中症に成りかけたので真夏は登りたくないな。

 

次は比良山縦走でもしたいな。