1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1756Fの概要

4両の1555Fと1556Fを組み合わせ、2004年に登場した6両です。
1556Fの小田原寄り中間に、1555Fの2両が挿入されました。

組み替え前の4両は2次車として登場したグループで、車内の仕様が1次車とはかなり異なっており、側扉の大きさ以外は比較的一般的なものとなりました。
側扉の開口幅は組み替え前に1.6mへと改造されており、組み替えは2回目の大改造でした。
4両から6両への組み替えでは、クハ1555を中間車化する改造が行われており、外見には先頭車の名残があります。

組み替え後は、6両単独での各停や、4両と組んだ10両で優等列車に使われましたが、先頭車から中間車に改造された車両の扉位置が通常と異なり、ホームドアへの対応ができないことから、ホームドアの設置後は運用が制限され、区間を限定して6両単独で使われるようになりました。

編成表

クハ1756-デハ1706-デハ1806-サハ1856-デハ1906-クハ1956
※左側が新宿方

製造区分

クハ1756:2次車
デハ1706:2次車
デハ1806:2次車
サハ1856:2次車
デハ1906:2次車
クハ1956:2次車

製造所

クハ1756:川崎重工業
デハ1706:川崎重工業
デハ1806:川崎重工業
サハ1856:川崎重工業
デハ1906:川崎重工業
クハ1956:川崎重工業

旧番号

クハ1756:クハ1556
デハ1706:デハ1506
デハ1806:デハ1606
サハ1856:クハ1555
デハ1906:デハ1505
クハ1956:クハ1656

竣功日

クハ1756:1992年2月26日
デハ1706:1992年2月26日
デハ1806:1992年2月26日
サハ1856:1992年2月23日
デハ1906:1992年2月23日
クハ1956:1992年2月26日

6両固定編成化・改番日

クハ1756:2004年9月15日
デハ1706:2004年9月15日
デハ1806:2004年9月15日
サハ1856:2004年9月15日
デハ1906:2004年9月15日
クハ1956:2004年9月15日

1756Fの写真

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