2015年よりJR東日本は山手線に投入が開始されたJR東日本の通勤電車はE235系。当初は初期トラブルがあったものの、現在、全ての車両がE235系0番台に置換が完了し、新しい山手線の顔として走っていますね。天下の山手線の電車ですからね。

 

 それは往年の方からすると”新高性能電車”といわれた国鉄は101系時代にも通じるのかもしれない・・思い切った前面のデザインと性能。先代のE231、E233系と比べてみてもスピード感はまったく皆無の平面顔ドーンながら・・色別路線区分け仕様復活!?のような感じでしょうか。

 

 ただし車両自体はさらなる乗客への利便性と環境性、さらに安全性・安定性を掲げているようです。その証拠にまさかの総武・横須賀快速電車の牙城であったE217系の置換に大抜擢。昔の表現で言えば近郊型でもイケる!?いいや製造コストと波及効果も狙ったのでしょうか?円を描く山手線から首都圏は東西領域に拡大。その大抜擢効果はさあ次はどこの線区に投入だ???巷では常磐線投入の期待感も膨らむようです。

 

 車両コンセプトの一つの「コミュニケーションする車両」では前面行先表示機能に季節感を取り入れたお花の表示。大都会を走る車両に一時の季節感を味わってもらうのはコンクリートジャングル(既に死語か!?)でも彩りを与えるのは最新1000番台の総武・横須賀快速電車にも見られる仕様でもあるようです。因みに5月の花は「あやめ」でしょうか?そんなE235系プチ抑えから。

 

 最後に追われる立場になったE217系。サイドのラインカラーは同じですが特徴的な前面は別物。