条件で導入されるDMV | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

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おばんでございます。今回は、ある条件で導入されるDMVの事をブログへ書いてまいります。

 

さて、DMV、デュアルモードビークルという車は、JRと自動車メーカーが共同で開発した道路でも鉄道線路でも走れるマイクロバスを改造した車両です。その車両は、赤字路線の維持、鉄道とバスとを乗り換えを必要としない事を目的に導入されていました。とくに駅で列車からバスへ乗り換えをしなければ、目的の場所(病院やお店)とかには行く事が出来ません、そういった背景から、DMVがあれば、駅で列車からバスへ乗り換えなくてもダイレクトに直通して移動できるといったメリットがあるわけです。

 

DMVは、将来の導入を見据えいていて各地の路線で実証実験として試験走行が行われてきたものの、諸事情により導入は断念となった。津軽鉄道でもDMVが導入される予定だったが、事情によってDMVの導入は断念されている。だが、2016年に徳島県にある、阿佐海岸鉄道線で将来的に実用化(本格的運行)される事が決まり、今年春に導入が予定されていたが、新型コロナウイルスの関係から東京オリンピック開催まで?に延期された。

 

DMVの導入には、国からの条件があり、

 

①線路上ではDMV専用として、通常の鉄道車両と一緒に混在させて走らせてはならない

②行き違いをしてはならない

③単行(1両)で運行をする事

 

その3つが条件とされている。

 

①と②の場合ですと、鉄道の閉塞というのが関係しており、通常の鉄道車両であれば軌道回路によって行われているが、DMVの場合ですと、通常の鉄道車両とは違う閉塞システムとなると考えられており、そういったのを考えているものと思われる。最近では、JR東日本が軌道回路を用いず無線で閉塞を行う無線列車システム(仙石線や埼京線で導入されているATACS等)といったシステムもあり、そういったシステムがローカル線でも導入となれば、多分、DMVと一般の鉄道車両が混在して走れるという事は多分、個人的には考えられるのではないかと思われます(あくまでも適当な考えですので、あしからず)