皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
今回は久し振りにキハ58系のパーツのご紹介をしたいと思います。今回は乗務員室窓およびドアの窓ガラスです。
キハ58系の乗務員室窓・ドアの窓ガラスはどうやら2種類あるのが発見されています。
↑キハ28 2128です。窓ガラスの上部には太いアルミ枠があるようです。
これが後期車になると…
↑窓が閉まった状態ではアルミ枠は見えず、代わりに取っ手のようなものがガラス本体に付いています。また新型の窓は乗務員ドアには「乗務員室」の標記があるようです。
これは丁度以前ご紹介したキロ28の客室下降窓と似たような変化であり、他車の傾向を調べてみるとキロ28の下降窓と同じく昭和38年度本予算からこのアルミ枠が見えなくなって取っ手が付いたものになっているように推察されます。
しかしながらこのポイントは例外が多数あり、製造ロットを特定する根拠には使えません。
↑キハ28 2039 乗務員室窓・ドア共に旧型で推察のとおり。
↑キハ28 2118 乗務員ドアは旧型だが乗務員室窓は新型
↑キハ28 2409 2410 中期車ですが、乗務員ドアのガラスが旧型
↑キハ28 2443 中期車ですが、乗務員室窓のガラスが旧型
↑キハ28 2485 中期車ですが、乗務員室窓ガラスが旧型
↑キハ58 214 0番台車ですが乗務員室窓ガラスが新型に。また乗務員ドアの窓は旧型ですが「乗務員室」の標記が追加されています。
↑キハ58 1105 モデルチェンジ車ですが乗務員室窓ガラスが旧型
↑奥がキハ53 505、手前がキハ53 507 両車新旧ガラスが入り混じっていてもう無茶苦茶ですね…。
このように、交換が激しかったのか入れ替わり事例が多くてこんなの調べだしたらキリがありません。
今回はとりとめのない内容になってしまいました。「おっ、違いがあるな」と思い調べ始めても、結局あまり相関関係が導けないポイントも沢山ありますね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!
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