おばんでございます。今回は、新幹線振替輸送の事をブログへ書いてまいります。
まず、振替輸送というと、自然災害や事故といった何等かの理由で路線が不通となり、列車の運転が出来なくなった際に、別の経路や事業者の路線で行われる代替輸送となります。要するに、東北本線の名取~仙台が何等かの理由によってストップとなり、電車の運転が見合わせとなった際には、仙台市営地下鉄南北線の富沢~仙台の間で振替輸送が実施されている。その際には、不通となっている仙台~名取が含まれているきっぷであれば、富沢と仙台の間で地下鉄へ振替輸送として乗る事ができるわけです。
振替輸送は、新幹線でも行われるケースというのも存在しています。
新幹線の場合、本来であれば、特急列車扱いとなるため乗車券だけでなく特急券が必要としている。「新幹線振替」となると特急券は必要とせず乗車券だけで新幹線に乗れるわけです。その際に、駅の係員からは「新幹線の特急券」の代わりとなる「新幹線振替乗車票」というものが配られ、その乗車票が無ければ当然、新幹線には乗る事が出来ません。
一昨年10月に発生した台風19号の際には、東北本線の松川~本宮の間が不通となり、その際には福島と郡山の間で新幹線による振替輸送が実施されていました。その際の新幹線振替では、乗車券類が区間が福島~郡山が含まれているもので、台風19号が発生する10月12日以前に購入されているものに限られていました。
東北本線の福島と郡山が強風で見合わせとなった際には、新幹線で振替輸送が行われる事があり、その際には、郡山と福島の間が含まれている乗車券を持っていれば、特急券を買わなくても新幹線に乗る事が出来るわけです。その際には「新幹線振替乗車票」が必要となり、乗車は自由席だけに限られている。