北海道 道南いさりび鉄道のキハ40を楽しむ!? | キハでGo!

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こんにちは、昨晩は日中にジオラマ工作を進め・・・と言っても大したことはしていませんが・・・

その晩は何気にキハ40を楽しみたくなり、どこのエリア?ラッピング車両?などと思案し、今回はコロナ禍で旅行もできないので、思い切って北海道をチョイス!

 

TOMIXのHG(ハードゲイじゃないよw)で発売されているキハ40系はありとあらゆるエリア、イベント列車などを出しており、その中でも現存している車両として、北海道は道南エリアを走行する第三セクター鉄道会社「道南いさりび鉄道」のキハ40があります。

そして道南いさりび鉄道の発足時は旧江差線を使用していることもあり、分離時にキハ40の1700番台を7両、JR北海道から引き連れています。

当初はJR北海道色のみでしたが、徐々にオリジナリティを出すために自社専用のカラーリングやイベント列車化していき、それらが製品化されています。

2枚目の写真左から参照いただければと思いますが、道南いさりび鉄道のイベント列車である「ながまれ号」を2両、内装と塗装変更し、そこから四季をイメージした「山吹色」(春)、「濃緑色」(夏)、「濃赤色」(秋)、「白色」(冬)への塗装変更が行われました。そして3両のJR北海道色が残りましたが、何を思ったのか、7両目は再び山吹色に塗装変更されました。最後は8両目の国鉄色(朱5号・首都圏色)へ塗装変更されています。

残った1両はしばらくはJR北海道色でしたが、平成31年に国鉄急行色(クリーム4号、赤色11号)に塗装変更され、JR北海道色は全滅しました。

模型は最後のJR北海道色が残っている時点ですべてが発売されたので、9両目はまだJR北海道色のままですw

 

1両ずつ簡単にご紹介w

1両目はキハ40-1793、2両目はキハ40-1799です。

どちらも道南の地域情報発信列車{ながまれ号)として改造され、外観はラッピングで函館山と漁り火漁の灯りが表現されています。平成28年3月26日の開業に合わせて登場しています。

こちらは発売が発表された翌日にジョーシンへ予約へいった思い出があります。あっという間に在庫がなくなり、つい最近も再版されているほどの人気ぶりですが、元の車両が美しいこともあり、人気のある一品です。

 

1両目はキハ40-1814、2両目はキハ40-1810です。

道南いさりび鉄道の開業後に沿線の春をイメージしたカラーリングになることが発表され、平成28年に登場した山吹色で春の菜の花をイメージしたカラーリングになっています。車体はイメージカラーに塗装され、側面には「ながまれ号」同様に函館山のラインが入っています。(決して線を引くときに「失敗して歪んだ」ではありませんw)

そして残り6両は順次、検討していくとのことでしたが、平成29年に3両に対しては山吹色に続いて四季をイメージしたカラーかリングに変更されることが発表され、濃緑色、濃赤色、白色が決まりました。しかし全検査に合わせて塗装変更とのことで2年かけて変更していくことになりました。

濃緑色は発表と同時にデビューしています。こちらは夏の沿線に広がる木々や豊かな森をイメージして濃緑色となりました。

模型としては第三セクターの普通車がリリースされる珍しさと「ながまれ号」を持っていたことから買いましたが、山吹色の塗装の悪さ(屋根上がしっかりと塗装されておらず、下地が薄く透けている:全て同じでネットでも不評でした。)、そして付属品のミスプリによるTOMIXのサポートの悪さ(詳しくはコチラ)に見舞われたセットでしたw

 

1両目はキハ40-1796、2両目はキハ40-1815です。

濃赤色は平成29年6月に登場し、夏の濃緑色から僅か3ヶ月で登場しました。この赤は沿線の山々の美しい紅葉と豊かな実りをイメージして濃赤色に塗装変更されました。

そして同じく同年8月に一面真っ白なy気に覆われる道南の冬をイメージして白色の塗装変更されました。

濃緑色の発表からネットでは時間が掛かると言われていましたが、平成29年の8月で四季が揃いました。

模型ではこのセットは大当たりで、特に濃赤色は非常にきれいに発色しており、「ながまれ号」は派手なラッピングがきれいで感動しましたが、この濃赤色を秋色に選んだ道南いさりび鉄道のセンスに天晴ですw

 

それを記念して登場したのが、道南いさりび鉄道の「四季」編成です。写真のように春の山吹色~冬の白色を順番に連結してイベント列車として運行されました。

日常的には単行か多くても2両編成の道南いさりび鉄道では4両を連結するのは珍しく、めったには見れませんが、年一回は走らせているようです。

 

1両目はキハ40-1812、2両目はキハ40-1807です。

この山吹色は平成29年12月に登場し、2両目の山吹色となりました。すでにある色に塗装されたので、当初は1両目の1814に何か不具合があって、廃車等になるのかと心配しました。(予備として登場したのではと思いましたw)しかし、何事もなく、2両目の山吹色と一緒に1両目も現在も頑張っていますw どうして山吹色だけ2両になったのでしょうかw

そしてよく平成30年6月には8両目が国鉄時代のキハ40色である朱5号の首都圏色に塗り替えられました。この時はさすがに道南いさりび鉄道もお金に困って、今までのような奇抜な色やラッピングは難しくなり、単色にしたのかと勘繰りましたw

見慣れた色であり、北海道では唯一の首都圏色なので、西日本と違って新鮮だったのかもしれません。(私はJR西日本の首都圏色キハ40を大量に見ているので、この道南いさりび鉄道の首都圏色にはちょっとがっかりでしたw)

模型としては2両目の山吹色ですが、色が今回はしっかりと塗装されており、首都圏色も100番台と外観は全く変わりないかと思いきや、水タンクの形状が変わっているので、こちらもレアな存在ではと思いますw

 

最後はキハ40-1798です。

こちらはJR北海道から譲渡されたキハ40のJR北海道色ですが、平成31年3月に国鉄急行色の塗装変更されており、現在は別の塗装になっています。

個人的にはこの色は広島色の次に好きな塗装であり、JR北海道から分離したこともあり、記念的な存在として残しておけばと思ったのですが、JR北海道から押し付けられた赤字路線の江差線ということから、道南いさりび鉄道としては早くJR北海道の色を消したかったのかもしれませんねw

急行色もJR東日本が平成26年にキハ40、47,48を急行色にしており、目新しさはちょっと低かったのを覚えています。JR東日本の復刻国鉄色はTOMIX、マイクロエース(詳しくはコチラ)の2社(詳しくはコチラコチラ)から発売されました。

模型としてはすでにJE北海道色の1700番台を持っていたので、ちょっと残念であり、しかもTOMIXの発売発表のすぐ後に急行色に塗り替えると発表があり、微妙なセットになってしまいました。

出来ればキハ40-1798の国鉄急行色も単品で発売してほしいのですが・・・・

 

ということで2両ずつをお座敷レイアウトの複々線で走行を楽しました。

 

道南いさりび鉄道では2両編成で運用される通勤時間帯では色々な塗装を組み合わせて運用していますが、個人的にはこの国鉄首都圏色とJR北海道色が気に入ってます。時代を超えて連結しているのが何とも言えません・・・

んんっ?

これなら別に道南いさりび鉄道のセットを使わなくても再現できるのでは・・・と気が付いてしまいましたw

 

今回は久しぶりにTOMIXの道南いさりび鉄道を楽しみましたが、今後は再版されるかどうかはわからず、個人的に希望している国鉄急行色も出ないのではと思っています。

それか以前にもブロいだJR北海道の 「北の復刻40(ヨンマル)リクエスト」のキャンペーンで候補に上がった6種を出して欲しいと思いますw(詳しくはコチラ

でわでわ

 

ネットでは濃赤色、白色は新品では見つからないのですが、中古で何とかあるくらいです。

しかし濃赤色は手に入れる価値は私の勝手な思い込みですが、あると確信しています。

かと言って、「たいしたことないじゃん!金返せ!」と言われても困るので、参照程度にw