絶景の阿蘇外輪山から夕陽を浴びる無人駅までドライブ | 鉄道模型なまけ日記

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鉄道趣味だけじゃなく、釣りに行ったり、温泉に浸かってみたり、知らない土地に行ってみたりと日々を楽しく過ごしてます。

前回の百枝トンネル&橋梁の続き。

岩戸のトンネルから車で約15分
お昼時を外し、休憩で寄った道の駅。
お腹も空いてきたので席が空いていて感染対策されてそうなお店を選んで店内へ。

道の駅清川「神楽亭」黒毛和牛ステーキ丼
久しぶりに美味しいお肉を食べたような…。笑
適度な量でワサビとよく合います。
食事を終えて竹田市に入り少し寄り道
【和菓子店 但馬屋老鋪 】
ここの荒城の月という和菓子が好きで近くに来たら必ず買って帰るようになりました。
関東の高島屋の一部店舗でも今は取り扱いがあるみたいですよ。
店舗内に「茶房だんだん」が併設されていて
和菓子とお茶を楽しむ事ができます。
一気に移動して大観峰近辺から阿蘇市街を望みます。大観峰駐車場は車も人も密だったのであえてスルー。空いてる時にまた来ましょう。
テトリスみたいな田んぼ、なだれ込む緑が相変わらずの雄大さを見せてくれました。
空気が澄んでいて阿蘇山もくっきり、57号線を南阿蘇を目指して一気に山を下ります。
途中開通したばかりの新阿蘇大橋を通るのですが、実は熊本を襲った大地震の数日前に崩落した阿蘇大橋を車で渡っていました。
もし、自分があの山が崩れ落ち、橋が落ちたタイミングであの場所に居合わせたらと思うと…。
ちょうど橋を渡る前に渋滞にはまっていたので手を合わして渡らしてもらいました。
新阿蘇大橋から車で20分くらいの場所へ。
いいですね、田舎の踏切
鯉のぼりを横目に夕陽を浴びてひっそり佇みます
ドライブの最後に訪れたのは何の変哲もない田舎の無人駅。
ただ、鉄道や駅に興味が無い人でも一度は見たことがあるはず、と思う駅です。
反対側に回るとヒントがあります。
この駅、利用者が少ないので自販機はもともと設置されていませんでした。
ちゃんと設置された理由があって、しかもこの自販機じゃないとダメな訳が。


ここは飲料メーカーのキリンが3年ほど午後の紅茶のCM撮影地として使用した南阿蘇鉄道「見晴台駅」でした。
お隣の駅は「南阿蘇白川水源駅」、更に数駅隣は「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」とカオスな並びです。笑
以前から夕方に訪れてみたかったのでタイミング的に言うことありません。
駅舎から俵山、熊本市街方面の空を
夕陽がきれい過ぎて言葉が出なくなりました…。
無造作に置かれたトラクターと立野方面
この光景がほんとCMみたいです。


豊肥本線は昨年無事開通しました。接続する南阿蘇鉄道も熊本地震の影響で未だに立野駅から約10キロ不通区間があります。トロッコ列車の運行で頑張って経営されていますがまだ再建中で本来の姿ではありません。
北阿蘇と言われる熊本市内から57号経由で直通できる阿蘇市街より南阿蘇の方が訪れる方が少ないのも事実で、機会があったらぜひ南阿蘇方面へも訪れてみて下さいね。

これで阿蘇外輪山をぐるっと一周、人混みは避けるストレス解消ドライブは終わりです。
ご覧いただきありがとうございました。