衝撃の5日間運休

目を疑うようなツイートが私の目に飛び込んできました。なんと、常磐線各駅停車が「5連休」しちゃっているそうなんです。いったいなぜ、常磐線各駅停車の我孫子・取手間でこれほど長く電車が運休しているのでしょうか。

※この記事は、通勤電車ドットコムさまに記事化の許諾を得て作成しております。

なぜ運休?

JR東日本は3月13日のダイヤ改正にて、常磐線各駅停車(常磐緩行線)の我孫子から取手駅間を土休日に限り、運休としました。このダイヤ改正の影響で、土休日が5日間重なるゴールデンウイーク期間中に5日間連続で常磐線各駅停車(常磐緩行線)は運休となりました。

なぜ運休できるの?

「5日間も運休して、我孫子と取手の間に住んでる人は困らないの?」と思う方もいるでしょう。これには、常磐線ならではの、複雑な路線の成り立ちが関係しているのです。

それでは、上の図をご覧ください。常磐緩行線と常磐快速線は、北千住から取手の間で並走しています。このうち、北千住・松戸間を区間①、松戸・柏間を区間②、柏・我孫子間を区間③とします。区間①~③には、緩行線のみにしか存在しない駅が複数あります。そのため、区間①~③にアクセスするには、常磐緩行線の列車に乗ることが必須条件となります。

一方、今回運休となっている、我孫子・取手間では常磐緩行線・常磐快速線どちらでもアクセスすることが可能です。ゆえに、我孫子・取手間を運休しても、その分の代替が可能ということになります。

最後に

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