JR常磐線山下駅(宮城11月⑪) | 岩越鉄道線のりば

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2020年11月16日 フォロワーさんの車で、宮城県亘理町からJR常磐線山下駅(宮城県山元町)に着きました。


【山下駅】
1949年 開業
2011年3月 東日本大震災による津波で駅構内が浸水
2016年3月 経路を西の山寄に移設~駅を高架化し、営業再開


■駅本屋
再開に際し..津波対策として旧駅舎から西1kmへの地点に移設し、高架化されました。

着いたのが9:45頃。丁度仙台行が発車。


仙台湾から1km離れている旧線・旧駅舎ふきんにも津波が押し寄せ、流されなかったものの..浸水で周囲は大損害を被りました。復旧にあわせ、新興住宅地付近に線路・駅を設置。現在は集落が形成されています。





■改札口
駅業務は、直営(旧駅)から業務委託駅に。自動改札機はなく、改札はスルー状態(列車の発着時に委託係が改札業務を行う)。



■ホーム 2階に設置。旧駅時代は2面3線でしたが、新駅は島式ホーム1面2線。



▼相馬・原ノ町・上野方面


▼亘理・岩沼・仙台方面
通常は上下列車とも1番線を使用。交換時は特急(通過)は1番線、待避列車は上下にかかわらず2番線発着。


山側は新しい集落が形成されているが、太平洋側は隙間が多い。当然の理由ではあるが..



駅のすぐ南東の建物は、山元町防災拠点・山下地域交流センター









地上に降りる。 2016年に復旧して5年。5年経過しても未だに津波の爪痕が残っており、あらためて自然の力を身に染みた駅ではありました(続く)
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