箱根登山鉄道鉄道線乗りつぶし4(上大平台信号場〜仙人台信号場〜宮ノ下) | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

3箇所あるスイッチバックのうち、上大平台信号場が最後となります。

上大平台信号場を出発すると強羅方面では最後のトンネルとなる大平台隧道を抜け、線路が分岐したと思ったら仙人台信号場に到着。

 

 

海抜は398m。上大平台信号場からは0.8km進んで54mも登っています。

列車の行き違いはありませんでしたが、一旦停車しました。臨時列車が走るなどダイヤが過密となるとここで行き違いが発生するのでしょう。

箱根登山鉄道では3つ信号場があるわけですが、唯一スイッチバック機能を持たない信号場となります。

 
仙人台信号場の近くにはつい3日前に開催された箱根駅伝のコースを発見。
 

 

ここまでとんでもない勾配を電車で駆け上がってきたわけですが、5区のランナーは己の2本の脚で登っているわけで、

語彙力に欠けますが、"すごい脚力"と評することができます!

 

まもなく宮ノ下に到着するわけですが、この辺りから半径30mほどの急カーブが連続する区間を通ります。

 

 

窓を開けていない(窓を開けることのできない)状態なんですが、先頭車両が折れ曲がる様子をよく見ることができました。

先頭車両といってもわずか1両前ですから、レールと車輪が擦れ合って上がる唸るような音を聴きながら、ゆっくりと駆け上がっていきます。
 
 

新幹線のような高速運転を行う場合は半径4,000m(東海道新幹線のみ半径2,500m)、速達列車も止まる仙台駅手前のカーブでも半径600mと言われていて、先日乗車した高山本線だと半径250m、身近な路線だと東京メトロ千代田線綾瀬北綾瀬間で半径100mなので、それと比べるとかなり急であると言えます。