3箇所あるスイッチバックのうち、上大平台信号場が最後となります。
上大平台信号場を出発すると強羅方面では最後のトンネルとなる大平台隧道を抜け、線路が分岐したと思ったら仙人台信号場に到着。
海抜は398m。上大平台信号場からは0.8km進んで54mも登っています。
列車の行き違いはありませんでしたが、一旦停車しました。臨時列車が走るなどダイヤが過密となるとここで行き違いが発生するのでしょう。
箱根登山鉄道では3つ信号場があるわけですが、唯一スイッチバック機能を持たない信号場となります。
仙人台信号場の近くにはつい3日前に開催された箱根駅伝のコースを発見。
新幹線のような高速運転を行う場合は半径4,000m(東海道新幹線のみ半径2,500m)、速達列車も止まる仙台駅手前のカーブでも半径600mと言われていて、先日乗車した高山本線だと半径250m、身近な路線だと東京メトロ千代田線の綾瀬~北綾瀬間で半径100mなので、それと比べるとかなり急であると言えます。