(カープ&京急,どちらに見立てる?)
(これらの車両自体は発売されません)
4/30,KATOが2021年7〜9月に発売する製品が発表されました.9月発売予定の製品は4月末に発表されることが多いです.
9月には新規製作パーツを多く含む大型予定として「E257系2000番台」があるためか,完全新規製品はなく,品薄であった製品を中心に再生産されます.
485系200番台
(手前から3本目の列車:断じて「T18編成」などではありません)
2018年5月に発売された製品が待望の再生産です.できれば「みどり」も再生産,更には山陽本線特急用の文字ヘッドマークも用意していただきたかったところです.
筆者は持っていますので,後日紹介します.
マニ44
(画像はセットのものです)
2020年4月に発売された製品が再生産です.当時は生産・物流も混乱しており,出来の良さもあり入手が難しかった,という方も多いのではないかと思います.嬉しい早めの再生産となりました.
カーパックコンテナ
いわゆる「蔵出し金型」の活用で,8月にかなり久しぶりの再生産となりました.実は価格も変わっていません.
今回は表記がえでU38型コンテナが6月発売予定で用意されます.
リニューアル版DD51・フルリニューアル版ヨ8000と舞台は整いました.KATOもこの列車への挑戦があっても良いかもしれません.この列車にはカーパックコンテナが使われていたと思います.
なお,積載用にコキ104が9月に再生産されます.
マイトラム(7月発売予定)
簡単に申し上げると,「青一色」「赤一色」の広電1000です.
「ヨーロピアンテイストな外見」で各地の列車に見立てることができることが売りではありますが,やはりベースモデルは「広電1000」,「諸事情により『CARP』が印刷されていない『広島東洋カープ』を思わせるラッピング列車」「京急1500風のラッピング列車」と筆者は見立てられそうです.実際にカープのステッカーを貼るのも良いかと思います.紫色が欲しかったところです.なお,カープのステッカーはNゲージ用では大きい場合があるので,切り取って使うことになります.
なかなか苦しく見えますが,長らく使用していなかった金型を使用する製品を用意する,入手しにくかった製品を再生産する,フリーの塗装替え製品を用意して色々と遊んでもらうなど,商品企画側でも少しずつ工夫はなされています.これからも期待します.
同時期のTOMIX製品はこちらをご覧ください.
5/14追記:このポスターには「ICE4(グリーン帯)」が登場しますが,印刷されて販売店に配布された「前頭部ドア周辺までのみ緑帯」ではなく,webページで修正された「車体後部のコンセント模様まで緑帯」の形態の製品が製品化されます.