「#Bトレは不滅なり」
いきなり何を言い出すんだ、と思われた方も多いかと思います。
世の中はゴールデンウィーク間近なのにコロナのせいで外へ出るなと言われてしまった方々も多いかと思います。
あまつさえ関西に緊急事態宣言が発令。昨年の緊急事態宣言時の記事で触れましたが、外出自粛と言われると、途端に素材の撮影が滞るという特殊な状況にあり、今回も撮影予定が緊急事態宣言のおかげで吹っ飛んでしまい、本当にまずい状況となっています。
有体に申し上げて、準備できている素材はあと2記事分。緊急事態宣言が長引けば完全にお手上げです。
本来この記事はゴールデンウィーク中に集中連載する予定だったのですが、緊急事態宣言が明けるまでの期間をつなぐために、未公開画像と共に通常記事としてUPさせていただきます。
居ないとは思いますが、もし通常記事を楽しみにされていた方がいらっしゃったのなら申し訳なく思います。深くお詫び申し上げます。
冒頭の言葉は詳しい経緯はよくわかりませんが、恐らくYouTubeを発祥にTwitter上で先月の末あたりから起こっているムーブメントで、新製品が一切発売されなくなって久しいBトレインショーティーの良さをもう一度、的な感じで、「#Bトレは不滅なり」のハッシュタグをつけて皆さんがBトレの画像をUPされています。
ジオラマ、レイアウトにこだわったものから、ある1種の車両だけを徹底的に深堀りしているものまで、拝見していて楽しいものばかりです。
Twitter上のことはTwitterで便乗するのが筋かと思いますが、冒頭の事情もあり、また140文字で納める自信もなかったので、自分のメインフィールドで便乗させていたくこととしました。
○そもそもBトレとは?
公式サイトはこちらです。
バンダイが2002年から2018年まで発売していた鉄道おもちゃで、Nゲージサイズの鉄道模型なのですが、車体を長手方向に6㎝程度に切り詰めています。
ボディーは着色済み、スナップフィット方式で接着剤を使わずに組み立てることができます。
基本ディスプレイするだけのおもちゃなのですが、専用の動力や台車を用いることで、Nゲージと同じように走らせることができることが特徴となっています。
○Bトレの何が良いの?
・安い
発売当初は400円+税/1両という価格でした。徐々に価格は上昇していったため、後期のBトレには当てはまりません。新製品の出ない現在では中古品を手に入れるしかない状態ですが、組み立て済み中古は現在でも(モノにもよりますが)500円/1両以下程度で入手可能です。
Nゲージで手を出すにはお高すぎて無理な車両でも、Bトレなら罪悪感なく手に取ることができます。
・かわいい
短い車両は物足りなくも感じますが、慣れてくるとかわいらしく見えてきます。
私のようにテーブルの上にセットを組んで撮影するだけなら、フルサイズだと長すぎて2両置けばぱっつんぱっつんになるところでも、
かなりの両数をつなげてそれなりに見せることも可能です。
また短いことで収納も楽で、まとまった数があってもさほどスペースを取りません。
・バリエーションが豊富
メインどころの大手鉄道会社の車両なんかはもちろんのこと、貨物車から地方私鉄の車両、普段目にすることの少ない事業用車両まで、幅広い製品ラインナップがあります。
一時期のBトレはぶっ飛んだラインナップを放り込んでくることも多くありました。
ここでほんの数例ですが個人的に「ぶっ飛んでるな」と思った製品をご紹介いたします。
JR東海/LO系
まだ開業すらしていないリニア新幹線の試験車両をいち早く製品化するというフロンティア精神、ということにしておきましょうか。
案の定現在でも新品が普通に手に入るほど市場に存在しています。
鉄道総研 R291系
燃料電池で走る車両を実用化するための試験車両で、営業路線を絶対に走らない車両です。
通常ラインナップではなく、アソート品のシークレットアイテムでしたが、とはいえほぼ誰も見たこともない車両をラインナップして、一体誰の共感を得たいのか?不思議でなりません。
(これらの車両は、また改めて記事にさせていただきます。)
また、同じ車両でもラッピング車両を再現したりと非常に攻めたラインナップで、お手頃価格と相まってあれもこれも欲しくなります。
その②に続きます。
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