おっ❗貸切状態。
 北千住で乗車した東武鉄道の特急「けごん」の3号車の乗客は私ひとり。
 春日部で初老の夫婦が1組乗車しただけで密にならずに栃木まで乗車。

 栃木駅ではJR東日本両毛線の時刻までけっこうあったので久しぶりに「蔵のまち」を徘徊。

 江戸時代、京都の朝廷から日光東照宮への例幣使は現代の両毛線沿線の例幣使道を通っていました。
もっと昔でいえば東山道ということになるのでしょうか?
 徳川将軍家の所縁深い東海道を憚って木曽路を抜けて信州から北関東へ入っていたのだとか…。

 栃木市の定番画像。巴波(うずま)川に沿って蔵が並びます。鯉のぼりの準備…というより既に気持ちよさそうに泳いでおりました。

 栃木駅付近はそれまでの広大な関東平野が広がる車窓の風景から里山風景に変わりつつある風景に変化します。

 高架ホームにJRと東武のホームが並んでいます。
 このあたりの東武鉄道のローカル列車はかつて都心近郊を走って東京メトロ日比谷線に乗り入れていた車両がワンマン化改造と同時にリメイクされて余生を過ごしていますが、JR常磐線の普通列車の付属編成や水戸線などで見られる5両編成のE531系に取り付けられている安全カメラと同じ形状の安全カメラが後付け感丸出しで取り付けられていました。

 このあと両毛線であしかがフラワーパーク駅まで乗車して大藤見物に…。
 シーズンだけにちょっと人が多かったけれど、なるべく人がいないところを狙いながら歩きました。

 復路は再び栃木駅で乗り換え時間があったので、お昼でも食べようかと思ったらお店はほぼやっていませんでした。駅にあった立ち食い蕎麦屋さんもなくなっていました。仕方なく旧栃木町庁舎などを久しぶりに見て回りましたが、こちらも美しくリメイク中で、もう少ししたら公開されるようです。



 帰りは「きぬ」で帰りました。