2021年4月14日、JR西日本が観光列車「ゆずきち号」を走らせるとの発表が行われました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210414_01_yuzukichi.pdf
ゆずきち号?また新しい観光列車?と思ったら…
使用車両の欄のところに「〇〇のはなし」使用と書いてありました。
〇〇のはなしといえば普段は新下関~下関~東萩間で運行されている観光列車。
それが今回団体列車「ゆずきち号」として運行されるとか…
以下が「ゆずきち号」の運行計画です。
列車名:「ゆずきち号」(団体臨時列車)
運行区間/時刻:新下関(9:59)→下関(10:20)→長門市(12:16)
長門市(15:33)→阿川(16:14-24)→下関(17:39)→新下関(17:50)
運転日:2021年6月15日・17日・7月13日・20日・9月8日・29日
販売方法:7月13日運転分までは阪急交通社、7月20日運転分以降は日本旅行
通常の〇〇のはなしの長門市までの区間のダイヤを使用しての運行となるようです。
これだけ聞くと〇〇のはなしの下位互換?と思いますがそれは違うようで。
長門市行き(往路)では「萩焼の器で楽しむアフタヌーンティー」、新下関行き(復路)では「長門ゆずきち使用のお菓子を詰め込んだスイーツボックスとドリンク」を楽しむことができます。
そして、「ゆずきち号」の名前どおり、車内には長門市の「ゆずきち」、山口の「夏みかん」を精油にしたオリジナルオイルによってさわやかな柑橘系の香りが漂っているとか…
ちなみに「ゆずきち」とは山口県オリジナルの柑橘類。カボスやスダチと同じく香酸柑橘類の一種です。
醤油との相性が抜群で古くより刺身の醤油に果汁を加える食べ方で親しまれてきたそうです。
さらに夏みかんは山口の名産品。さまざまなお菓子に使用されています。
山口は柑橘王国なのですね。
柑橘類の産地を、柑橘類の香りを漂わせながら走る列車。まさに「柑橘列車」と言えますね…!
どこかの柑橘類大好きな魔法少女が嗅ぎつけて乗りに来るかも…
???「今度の旅行は山口に行くわよ!」
「ゆずきち号」を降りたあとは長門湯本温泉へ。
自然豊かな温泉街が広がる温泉街を散策してみるのもいいかもしれませんね。
また、このゆずきち号は星野リゾート「界 長門」との共同企画。今後発売される旅行商品には「界 長門」宿泊がセットになったものも出てくるのかもしれません。
一度は泊まってみたい星野リゾート…
JRと温泉地・ホテルとの共同企画なこの団体臨時列車。今後もこのような取り組みがあると面白いですね。
それでは。
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