京王9000系とウニモグ撮影会 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

今日の午前中も西武新宿線内でレッドアロークラシックを撮っていたのですが、その入庫を昨日と
同じダイヤで見送ってからは、こちらに移動していました。

中に入るのは、約25年ぶりのこちら。
10日ほど前、ネットを眺めていて偶然見つけた

京王9000系とウニモグ撮影会

今年、京王電鉄9000系は登場から20周年を迎えた。
さらに、若葉台工場の構内で入換車として活躍してきたベンツの軌陸車、通称ウニモグがこのほど
引退することになり、若葉台工場構内での撮影会が今日企画されていたのだった。

しかも、先着申し込み制で有料2,000円という、地方私鉄では最近増えてきているイベント形態を
関東の大手私鉄が行うということで、かなり異例に映ったのだ。
でも、今までにない感じが妙に興味をそそり、気づいたらメールで申し込みをしていた。
無事に申し込みは通り、3回目15:00からの撮影会への参加が決まっていた。

しかし、今日から東京都に3度目の緊急事態宣言が発令。

急な決定にかなり逡巡したが、京王れーるランドのホームページでは早い段階で開催確定の告知。
若葉台工場の立地が、東京都稲城市と神奈川県川崎市麻生区に跨ることも考慮していたかどうかは
定かではないが、いずれにしても開催はするとなるとどうするか。
知人はキャンセルすると言ってきていたし、なおの事悩んだのだが、先着順定員制のイベントだし
なにより感染予防対策を尽くすと出ていたので、予定通りに参加してみることにした。

工場正門の受付で消毒と検温、並びながら名簿照合と参加費を支払い。

参加者には首掛けストラップが配られしばし待機し、開始10分前から係員の先導で移動。
定刻15:00から撮影会開始となりました。

①20th ANNIVERSARY ヘッドマーク2種
撮影会は9000系2編成(9701編成・9734編成)に10分ごとに違うヘッドマークを取り付け。
まず最初は、今回の20周年記念マーク2種。
この記念マークは実際には編成の前後に取り付けられるため、並ぶ姿は今回のみとなった。

ゲスト展示として、デヤ900形も登場!

②高尾・陣馬
2回目は、往年のハイキング特急「高尾」と「陣馬」。
もちろんLED方向幕も「高尾=特急 高尾山口」「陣馬=特急 京王八王子」となっている。

ちなみに展示車ではないが、横には5000系5731編成が留置中で、ここまで撮影可能の措置が。

③迎光+20th ANNIVERSARY スペシャルマーク
3回目は、初日の出特急「迎光」のマークを9734編成に取り付けたが、9701編成は…

25年前の旧5000系さよなら運転の時と同じデザインのANNIVERSARYヘッドマークが!
これは、当時のマークをデザインした方が制作して寄贈したものだそうだ。
ちなみに、このマークを掲出しての営業運転は無いとの由で、今回のみの特別披露となった。

④調布駅立体交差化+競馬場線開業60周年
最後の4回目は、競馬場線開業60周年記念マークともう一つは…
サプライズ登場で沸かせた、2012年8月の調布駅立体交差化記念マーク!

同時に方向幕が9701編成は「各停 府中競馬正門前」、9734編成は快速 調布」に変更。
ちなみに9734編成は、設定ミスで一時快速 府中」が掲示されるハプニングもw

今回展示のマーク達。

こうして、40分はあっという間に過ぎ…

移動してグッズ販売と、今回引退の入換用軌陸車ウニモグの展示へ!
入場している8000系のクハ8732とクハ8782を連結した状態という胸熱な状態で展示されました。

長いこと、影の力持ちとして京王電鉄の輸送を支えてきた1両。
こういう形で労をねぎらうのは、良い企画だったのではないのだろうか。

その奮闘に、お疲れ様のエールを!

京王グッズと京王線9000系20周年&井の頭線1000系25周年記念乗車券の販売も実施。
こちらはクリアファイルセットと、京王線・都営新宿線相互直通運転40周年記念写真集を購入。
グッズを購入すると、ポストカード2枚がおまけについてきました。
こうして、16:15までには若葉台工場を後にしました。

ちなみに記念乗車券は、イベント前に京王多摩センター駅で購入しました。

それにしても、今回のイベントに関してですが。

予想以上に胸熱の、とても良いイベントでした。

イベント全体の空気も極めて穏やかで、終始落ち着いて撮影することができました。
こういう有料撮影会は初参加でしたが、お金を払ってでも参加する価値はあるなと思えました。

入場無料で、不特定多数の参加するイベント開催にリスクを感じるようになってしまった現代。
このように有料で参加者管理できるイベントは、違う意味でリスク管理が問われることもあるけど
今後も多方面に広がっていっても良いのではないかと考える機会になりました。
大変な情勢でありましたが、やれる対策を尽くし、かつ丁寧な運営をしていただき感謝です。

楽しかった!

まぁ、これからしばらくはいろいろ制限がありますが…
可能な範囲でやれる対策を尽くしつつ、自分なりに鉄道を見つめ続け、乗り続けていきたい。
仕事のパターンもしばらくは変わらないしね。

みんなガンバレ!!