2020年 秋の南信州・名古屋旅行③上諏訪→駒ヶ根 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

2日目の朝は上諏訪からスタートです。

 

 

まずは朝食へ…ってまた個室なんですね(笑)

 

ゆっくりいただくことができました!

 

 

一旦お部屋に戻って荷物をまとめて出発です。

 

この錦鯉たちも見納め。

 

お世話になった浜の湯をあとに、徒歩で上諏訪駅に向かいます。

 

跨線橋を渡ると、ホームにJR東海の313系が停車しているのが見えました。

 

これが今から乗車する車両。普通列車豊橋行きです。

 

上諏訪から豊橋まで中央本線・飯田線経由でなんと6時間54分もかけて走る超ロングラン列車です。

2020年3月ダイヤ改正時点では日本で2番目に乗車時間の長い定期旅客列車だったようです。

(なお、1番目に乗車時間の長い列車は同じく飯田線を走る豊橋→岡谷間の6時間55分)

今回は、上諏訪から駒ヶ根間のみではありますが、この長距離普通列車に乗って飯田線北部の旅を楽しみたいと思います。

 

 

ちなみにこの列車には私の他にも鉄道マニアと思われる方が多数乗車。

何とは言いませんがみなさん考えることは同じですね(笑)

 

対向の普通高尾行きが遅れたのでしばらく待って、上諏訪を発車しました。

 

まずは昨日と同じくところどころで諏訪湖の湖面を望みつつ、西へ。

 

2つ先、岡谷の駅で10分停車したのでちょっと降りてみました。

 

快速ムーンライトの号車札…

ムーンライト信州が無くなった今、もはや残っているのが驚きです。

 

一度は乗っておきたかったかも…

 

 

岡谷を発車すると、列車は塩嶺トンネル経由の新線ではなく、旧線に入ります。

 

川岸に停車。

今回使用した乗車券では、経路欄にこの駅が記載されていました。

 

そして、列車は辰野に到着。

これより飯田線、そしてJR東海の区間に入ります。

 

列車は伊那谷を走り抜けていきます。

中央本線が通る木曽谷と違い、こちらは平地も広がる緩やかな谷。

人口もこちらのほうが多いとか。

 

列車はこまめに駅に停車していきます。

飯田線はもともと4社の私鉄(豊川鉄道、鳳来寺鉄道、三信鉄道、伊那電気鉄道)を1943年に戦時統合・国有化したのが始まり。

私鉄由来の路線のため、駅数が多くその平均距離は2.1kmと都会の路線並みです。

さらに急カーブ・急勾配の多い路線であることから、速達化には不向きであり、全線を通して運行される優等列車は存在しません。

 

車窓からはうっすら雪が積もっている山の姿を眺めることができました。

 

 

伊那北で4分停車。

 

対向列車を待って発車します。

 

そのお隣、伊那市はその名の通り伊那市の中心駅。

桜で有名な高遠はここから徒歩3分の伊那バスターミナルからバスに乗って向かうことができます。

 

伊那市のお隣、下地駅からはきれいなグラデーションの紅葉が…!

 

 

宮田駅で今度は8分停車。

せっかくなので外へ。

 

 

宮田駅は無人駅。

丸い屋根の小さな駅舎です。

 

再び列車に乗り、南へと向かいます。

 

上諏訪から1時間と45分ほどが経過したところで、目的地の駒ヶ根に到着しました。

 

降りたのは私の他にも多数。やはり皆さん考えることは(ry

 

 

改札を抜けようとしたところで、373系3両編成がやってきました。

実はこれが今日の目的の列車なのですが、それはひとまず置いておいて…

 

外に出てみました。

 

駒ヶ根駅は駒ヶ根市の中心駅。

普段は優等列車も来ることはなく、名古屋・東京方面へ向かうにはもっぱら高速バスが使用されています。

 

駒ヶ根といえばソースカツ丼が有名ですが、今日は食べる暇がありません…

 

そろそろ次の列車の時刻が迫ってきました。

混雑している駅舎を抜け、ホームに戻ります…

 

 

それでは、続きは次回。

 

★乗車データ

544M 普通豊橋行き 上諏訪(9:229:25)→駒ヶ根(11:07) 313系 B152編成

※2020年11月14日乗車

 

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