我が家の玄関に「スマート家電」を導入した。
実を言うと自分自身の部屋には昨年「Google Home Mini」を導入したことをきっかけに、幾つかの家電をスマートフォンや音声でコントロールできるようにしてある(←これの詳細は後日あらためて…)。
いわゆる「スマートホーム化」である。
そのため、自身にとって「スマート家電」自体は初めて触れるものではない。
購入のきっかけは、玄関のLED電球が不調を訴え始めたためである。
LEDなのに、蛍光灯の球切れの如く細かく点滅することが度々発生するようになった。
当時購入したのはシャープ製のLED電球で、調光調色が付属のリモコンでできるという超変化球の「電球」だ(笑)
当時の価格は、忘れもしない9800円!!
まだまだLED電球が出始めたばかりの頃で、今より配光角が狭い30~40W相当のものでさえ3000円は下らなかった時代だ。
当時パッケージを撮影していたのだが、写真の日付を見ると11年以上使ったことになるようだ。
LED自体は20年くらい持つ設計だったと記憶しているが、我が家の場合玄関の電気はほぼ一日中付けっぱなしだったので、まあ十分頑張った方ではなかろうか。
今回購入したスマート家電は、TP-Link製のLED電球「KL130」である。
パッケージを見ると「ピンクに光るLED電球なんて悪趣味な!!」と思われそうだが(笑)、これはスマートフォンからの設定でフルカラーで点灯させることができるためである。
この手のLED電球、なぜかフルカラー対応のものはだいたいピンクに光っている絵なんだよな…。
シャープがLED電球事業から撤退しているので、リモコン付きの電球が今後発売される見込みはほぼない。
そもそも今ではリモコンの役目をスマートフォンに委ねることが当たり前になってきているため、わざわざ専用リモコンをメーカーが開発するという遠回りな製品は期待できないだろう。
なぜ単なるLED電球を購入しなかったのかというと、玄関の電灯で「タイマー機能」を働かせたかったからである。
就寝の頃には電球色にして光量を落とし、深夜にお手洗いで目覚めても安全を確保。
明け方には光の色をやや白に近付けて、光量も明るくして日常生活に支障がないようにする。
これを毎日ルーティンとして自動的に働かせたかった。
光量や光色は予めスマホアプリ内で設定する。
設定作業時は実際に電球も連動してくれるので、好みのあかりを設定するのも自由自在である。
当然壁スイッチも併用できるので、機械音痴な親父でもオン・オフくらいの扱いなら問題ない。
更に言うと、壁スイッチでオンにしたときの光量や光色の設定もプリセットできるだけでなく、前回点灯時のまま点灯させるという設定も可能である。
ちなみに我が家の玄関の場合は地震などの緊急事態に備え、壁スイッチを使ったときは日中と同じ最大の明るさで点灯するように設定した。
今回使用するシチュエーションでは消灯することがまずないため(団地の玄関は電灯がないとちょっと暗めかな…)余り興味がない項目ではあるが、機器の使用時間や電力使用量もアプリ上でモニタリングが可能である。
個人的にはLEDという時点で省エネなんでしょ、と思っているが(^^;
スマート家電のLED電球は総じて音声操作に対応している。
今回購入した「KL130」も手持ちの「Google Home Mini」と接続すれば「OK,Google。玄関の電気を消して」などと言って操作ができる。
ただ、現状「Google Home Mini」で操作できるスマート家電は自分の部屋に留めておきたいと考えているため、今回はあえて音声操作を諦めることにした。
タイマー機能は毎日問題なく働いてくれている。
それより驚きなのは、10年ぶりに玄関のあかりをアップデートしたわけだが…いやあ、今のLED電球ってもんのすごく明るくて、色も鮮やかですね。
ちょっと明るすぎるんじゃないかな?ってくらい明るいけれど、何となく玄関が明るいのは良いことのように思えるので、支障がなければ光量全開の設定で稼働を続けさせようと思う。