箱根登山鉄道鉄道線乗りつぶし(小田原〜箱根湯本) | 乗りつぶしに行ってきた!

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2021年1月6日(水)

11時50分 小田原駅

 

 

神奈川県の小田原から箱根湯本を経由して強羅までを結ぶ箱根登山鉄道鉄道線

20世紀初頭の1919年に開業された登山鉄道で、すでに100年もの歴史がある路線です。

開業してすぐに関東大震災の被害を受けたり、最近だと台風の影響で不通となっていましたが、現在は復旧を遂げています。

 

かつては小田原から箱根湯本までは箱根登山鉄道の車両が使われていましたが、

1950年から小田急電鉄の車両が乗り入れされるようになりました。

 
 
 

小田原12時4分→入生田12時17分

 

 

車内はオールロングシート。

海抜14mの小田原出発の時点ではそんなに登山鉄道の雰囲気を感じることはできません。

次の箱根板橋まではJR東海道線と並走したり、東海道新幹線の高架をくぐったりすると到着。海抜16mですからさほど変化はありません。

その次の風祭に向かう辺りからいよいよ上り勾配のキツい区間へと入っていき、明らかに車体が傾いているのを感じながら到着。海抜は36mです。

次の入生田で下車します。

 

 

海抜は54mで小田原から40m登ってきました。

入生田は今現在だと小田急電鉄の営業用電車しか止まりませんが、入生田のホームより小田原方面に少し進んだところに、箱根登山鉄道の車庫があります。

小田急電鉄箱根登山鉄道の線路幅は異なっていて、小田急電鉄は狭軌(1,067mm)、箱根登山鉄道は標準幅(1,435mm)であることから、次の箱根湯本まではレールが3本(三線軌条)設定されている区間ということで、

 

 

上の写真だと右側が狭軌、左側が三線軌条となっていることから、小田急電鉄の車両も箱根登山鉄道の車両もどちらも通ることができます。

 

入生田12時40分→箱根湯本12時44分

 

入生田の次が箱根湯本で海抜は96m。三線軌条のレールを走行しますが、もちろん違和感なく到着。

箱根登山鉄道では小田原箱根湯本間の6.1kmを平坦線と呼ぶそうですが、最大40‰の上り勾配区間のオンパレードで、普段は平地を走る路線に乗り慣れている身ですから、十分山岳路線と呼ぶことのできる区間でした。