近江塩津駅では、1番のりばの外側の線路(湖西線の下り線)に 新しいホームを増設する工事が行われています。
今回、2021年3月に近江塩津駅を訪れ、増設工事中のホームを撮影しました。
このブログで紹介しておきたいと思います。
★過去記事(2020年10月)★
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南側(京都側)から順に見ていきます。
1・2番のりばの階段は ホームの南端にありますが、新しいホームは そこから さらに南にのびています。
前回見た時 ホーム床は鉄骨だけでしたが、今回訪れると 点字ブロックやCPライン(ホーム端の赤い線)も整備されるなど、工事がほぼ完了していました。
線路とは反対側に、鉄骨がほぼ等間隔で立てられています。
おそらく、ホーム屋根が設置されるのでしょう。
同じ場所から、今度は北側(敦賀側)を撮影。
改札口へ向かう階段の設置工事が行われているかどうかは 確認できませんでした。
鉄骨は、ホームの中程まで続いていました。
ホームの長さは4両分で、屋根は その半分の2両分でしょうか。
ちなみに、1・2番のりばと3・4番のりばは 4両分のみ嵩上げされていますが、屋根も4両分あります。
ホームを拡大して撮影。
これでも かなり狭そうに見えますが・・・
ホームの北側は、さらに狭くなっていました。
線路と反対側には、フェンスが設置されています。
ホームを拡大して撮影。
点字ブロックの外側よりも内側の方が狭いように見えます。
ホームの北端にある階段は、1人が左右の手すりを握れるほどの幅しかありません。
その階段とホームの幅がほぼ同じということで、いかに狭いかお分かりいただけるかと思います。
反対側から撮ると、こんな感じ。
今度は、1・2番のりばも入れて撮ってみました。
既存のホームも、島式ホームにしてはかなり狭いと思うのですが、新しいホームは それよりもさらに狭いです。
ホームを設置するスペースが狭かったというわけではなく、むしろかなり余裕があるように見えます。
改札口を出たところに、ホーム新設のお知らせが掲示されていました。
工事は2020年3月24日から始まっており、2021年6月末で終わる予定のようです。
今回のホーム増設は、JR西日本や長浜市からの公式な発表がなかったり、ホームが非常に狭かったりと 不可解な点が多いです。
(長浜市から発表がないということは、今回のホーム増設に関与していないのでしょう)
日中における 湖西線から北陸線 米原方面への対面乗り換えを止めてまでホームを増設する必要があるかと言われると、疑問に思います。
湖西線の下り線は 金沢方面へ向かう特急サンダーバードが高速で通過しており、あの狭いホームで列車を待つのは 非常に危険です。
ひょっとして、新しいホームは旅客用ではなく、乗務員などJRの関係者だけが使うのでしょうか?
もしくは、近江塩津~敦賀駅間で輸送障害が発生した時など、異常時だけ使用するのでしょうか?
非常に気になるところです。
※2021年11月28日追記※
中日新聞の報道によると、この新ホームは 「大雪用の臨時ホーム」 だそうです。
2021年12月下旬に完成予定とのこと。
★使用開始後の様子(2022年1月)★
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