土佐くろしお鉄道 片道乗車券 乗務員発行 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昨日に引き続き、土佐くろしお鉄道片道乗車券で、「乗務員発行」の車内発売用の券となります。

 

 

TKT/土佐くろしお鉄道黄地紋券となります。

 

昨日のエントリでご紹介いたしました「安芸駅発行」の券と所載駅名は同じですが、「乗務員発行」の券は上下寸法が短く、地紋色も異なるほか、右下に「駅キャラクター」のイラストが印刷されています。

 

 

 

 

 

この券も「あき総合病院前駅」開業後に発売された券で、「土佐山田」の下の空欄に「あき総合病院前」のゴム印が予め押印されておりますが、「安芸駅発行」の券に押印されたゴム印と比べますと、文字のフォントが微妙に異なっています。

 

 

j上段が「乗務員発行」の券、下段が「安芸駅発行」の券に押印されたゴム印で、大きさはほぼ同じですが、文字の横幅が異なっており、「乗務員発行」の券のゴム印はゴシック体、「安芸駅発行」の券のゴム印は明朝体のように見受けられます。

 

このようなゴム印は、本社などで一括して業者に発注して、関係各所に配布するものと考えておりますが、フォント違いで複数のゴム印を発注したのか、駅と乗務員の管理体制が別で、双方で別々にゴム印を発注したのかどうかは不明です。

 

「安芸駅発行」の券共々、旧券を払い切り次第「あき総合病院前」が印刷された新券に切り替わるものと思われますが、「乗務員発行」の券の方が発売枚数が多いように見受けられますので、こちらの券の方が早く新券が登場するかも知れません。