昭和から平成へ JTBの交通ムック〈60年代〉に触れて思い出した こと | 模工少年の心

駅の近くの本屋さんで、アウトレットのコーナーがあり、「新刊本(古本でない)にもアウトレットがあるのか?」と覗いてみると、JTBパブリッシング発行の「JTB鉄道ムック 昭和の鉄道〈60年代〉新時代の幕開け」とい本がありました。

 

パラパラとめくると、乗客が楽しげに車内で過ごしている光景がカラー写真に掲載されていて、これこそ「昭和」!と思って、買ってしまいました。 

肖像権が確立された今では、雑誌記者であっても、到底、撮影出来ないようなアップの写真は、車両や鉄道施設だけの写真集からは想像するしかない時代の空気を呼び込んでくれました。

 

人物写真が掲載されているからだけではありません。

1987(昭和62)年のJRグループ各社の発足の前後という時期は、さまざまなところで大きな変化が見られました。

国鉄時代の良くも悪くも保守的・画一的な時代から、地区で競って斬新な塗装、車内の内装の列車走り回り始めた意気軒高な時代であったことも思い出されました。

 

JTB編集ならではの、時刻表も多数折り込まれていて、この本を読むことで、いろいろと楽しかった思い出に浸れそうです。




古い写真はあまりないのですが、平成2、3年ごろだったと思います。

宮崎に行ったときに撮った、レッドエキスプレス、485系にちりん、と713系サンライズみやざきの写真がありました。

記憶が定かではないのですが、「にちりん」には、宮崎から高鍋まで乗車しました。