新宿線用に導入されていた2000系を1988年以降デザインを変更して増備したグループが新2000系です。
新2000系は3ドア車で運行されていた池袋線にも導入されラッシュ輸送に効果を発揮するなど
西武鉄道を代表する車両となっています。
走行機器関係は2000系と変更されていないためモータ音は基本的には変化がありませんが
車内放送の音質が向上しているほか、増備の過程で仕様が変更されていることから音にもバリエーションがあります。
この記事ではいくつかのバリエーションを紹介します。

・前期~中期タイプ(ドアチャイム付加)
後期に増備されたグループはドアエンジンが直動型に変更されたため音が小さいものとなっていますが
前期~中期タイプは従来通りエアの音がするタイプのドアエンジンです。
一部編成はこのファイルのようにドアチャイムが付加されています。

区間 新狭山 - 南大塚
車両 2159
収録 2021年4月






・後期タイプ(リニューアル車)
ドアエンジンが直動型に変更された後期タイプです。順次リニューアル工事が施工され
化粧板や座席の交換、自動放送およびLED式の車内案内表示器が設置されています。
ドアチャイムの音程が低いのが特徴です。

区間 南大塚 - 新狭山
車両 2181
収録 2021年3月






・クモハユニット車
新2000系では2000系にはない4両編成が存在し、西武新宿方の先頭車はモータ付きとなっています。
このため走行音と共に運転席の操作の音を一緒に収録することが可能です。

区間 南大塚 - 新狭山
車両 2505
収録 2021年3月






・クモハ1M車
2000系および新2000系の2両編成のクモハと4両編成の1両(モハ2601)はユニットではなく単独のモータ車となっています。
このタイプは制御回路が永久直列となっているため回生失効する速度がユニット車に比べて高い特徴があります。
このため減速時は早い段階でブレーキが空気ブレーキに切り替わり音が静かになります。

区間 清瀬 - 秋津
車両 2465
収録 2021年3月