2020年 秋の南信州・名古屋旅行②GoTo諏訪湖! | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

上諏訪駅はほとんどの特急が停車する、諏訪湖観光の中心駅。

ごちうさファンにおなじみの茅野駅はお隣です。

 

↑2019年に訪れました。

 

それではさっそく諏訪湖観光に出発……その前に。

 

上諏訪駅構内にも見るべきスポットがあるのでまずはそちらから。

 

こちら。1番ホームに併設されている足湯です。

 

中に入ってみるとこんな感じ。

ちょっと熱めのお湯です。

 

更衣スペースも設けられており、列車の待ち時間に足湯を楽しむことができます。

しばらくここで長旅の疲れを癒やします。

 

上諏訪は温泉の街。駅だけでなく高速のSAにも温泉があったりします。

 

以前は日本で唯一温泉施設があるデパートも存在していたとか。

まさに上諏訪の湯量の豊富さを象徴するような話ですね。

 

(現在は閉館しています)

 

足湯から上がったところでこんな石碑を発見。

一駅一名物 名湯 駅露天風呂」…

一駅一名物は1985年に当時の国鉄長野鉄道管理局によって行われた運動。

各駅に一つづつ名物が設定されており、例えばお隣の茅野駅の名物は黒曜石の原石です。

 

(参考) 茅野駅の一駅一名物・黒曜石の原石(2019.9.21撮影)

 

それはいいのですが、駅露天風呂とは…?

 

 

 

現在は足湯となっている上諏訪駅ホームの温泉ですが、2002年頃までは男女別の露天風呂として利用されていたそうです。

 

↑露天風呂時代の様子

 

ホームから丸見えなのでは!?とも思ってしまいましたが、実際はきちんと隠されていたようです。

 

↑足湯に改修時のプレスリリース

 

露天風呂時代はどんな感じだったのか、体験してみたかったです。

 

さて、そろそろ駅を出ます。

 

まずは駅前の観光案内所へ。

 

地図をもらって、ふとカウンターを見ると…

 

なぜかゆるキャン△各務原なでしこさんのフィギュアが…

 

上諏訪って聖地でしたっけ?(←未視聴勢)

 

地図をもらって上諏訪の街を、まずは湖の方へ歩いていきます。

 

湖の畔に出ると、スワンボートを大きくしたような船が…!

 

こちらは諏訪湖観光汽船の「すわん」。

諏訪湖を一周、ぐるっと回ります。

 

 

発車時刻が迫っていたのでさっそく乗船。

とここで…

取り出したるは「地域共通クーポン」。

たくさんあるのでさっそく使っていきます。

 

船内はこんな感じ。

広々しています。

 

せっかくなので外に出てみました。

白鳥の首の下の部分が操縦席になっています。

 

上を見上げると…

迫力がすごいです(笑)

 

ということで出航です!

 

出発するとすぐ紅葉に彩られた山々が目の前に広がります。

若干ではありますが湖面にも映っていますね。

 

見えているこの島は初島。

実は人工島で、毎年8月15日の諏訪湖上花火大会の打ち上げ場所として整備されました。

 

 

詳しくはこちら↑

 

島内には神社があり、鳥居が見えます。

安全上の理由で通常上陸はできないようです。

 

続いて見えてきたこのビニールハウスは…ワカサギ釣りのドーム船。

諏訪湖でもワカサギ採れるのですね。

 

遠くに見えるのは下諏訪の街。

その奥には雪をかぶった北アルプスの山々が。

 

 

さらに岡谷のほうへ回っていくと…

 

遠くにうっすら円錐状の山体が…

富士山です。

 

この日は天気がよく、約90km先の富士山を見ることができました。

ラッキーですね…!

 

約25分の船旅を終え、元の港に戻ってきました。

 

さて、お次は上諏訪温泉のパワーを体感しに行きます。

 

 

それがこちら。間欠泉です!

 

勢いよく吹き上がる間欠泉。

最大5mの高さになるとか。

噴出時間は9時30分・11時00分 ・12時30分・14時00分・15時30分・17時00分(4月~9月のみ) 。

…何かおかしいです。

 

例えば3月31日は17時には噴出せず、4月1日は17時の噴出がある…

それって自然現象な間欠泉にしては妙です。

 

と思ったら。

 

現在の諏訪湖間欠泉について

温泉掘削中の昭和58年に噴出した間欠泉は高さ50メートルまで自噴していましたが、次第に間欠泉の自噴間隔が長引くようになり、やがて自噴が止まってしまいました。

現在はコンプレッサーで圧縮空気を送り、上部の蓋状になった冷えた温泉を取り除くことにより、間欠泉を噴出させています。

(以下略)

 

なんと人工間欠泉化していたのでした。

とはいえ迫力があること、そして湯量が豊富であることには変わりありません。

 

間欠泉センターの館内では、温泉たまごを作ることもできました。


間欠泉センターの近くには黄色い実をつけた木が。

これは諏訪名産のマルメロ。現地ではかりんと呼ばれています。

 

そのお隣には諏訪湖を見ながら入ることのできる足湯が。

少々人が多かったので入りませんでしたが、気持ちよさそうでした。

 

お昼を食べてなかったのでこちらへ。

「くらすわ」という施設です。

 

長野産の野菜がたっぷり入ったハンバーガーで遅めの昼食です!

ここでも地域共通クーポンを利用しました。

 

屋上で諏訪湖の景色を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごしました。

 

それでは、そろそろ本日のお宿へ。

 

こちらが本日のお宿、上諏訪温泉 浜の湯です!

ところで、私の場合ツアー旅行以外で温泉旅館に泊まることってほとんどありません。

 

でも今回、GoToが使えるということで、次の日の旅程のことも考え、上諏訪温泉に宿泊することにしたのでした。

 

とりあえず中へ。

 


広々としたロビーは上がガラス張りになっており、開放的な雰囲気。

 

なにかの舞台みたいなものがありました。

その手前は水路のようになっていて覗くと…

 

 

錦鯉が泳いでる!?

 

まさか錦鯉が屋内で飼われているとは思わなかったので驚きました。

川魚に特有なにおいも全くしなかったので、こまめに清掃されているものだと思います。

 

屋内にいる鯉に驚いたところでチェックイン。

その後仲居さんに案内されてお部屋へ向かいます。

 

 

こちらがお部屋。これも私の旅では珍しい和室のお部屋です。

 

座ると仲居さんが温かいおしぼりとお茶を用意してくださいました。

このCOVID-19の時代において、部屋の茶器を使って目の前でお茶を注いでくれるサービスがあるのってけっこう貴重かも…とか思ってました。

 

仲居さんが帰ったあと、部屋の中を見て回ります。

 

窓からは諏訪湖が一望…!

 

 

先ほど遊覧船で近くを通った初島の姿も見ることができました。

 

 

しばらく諏訪湖を眺めながらのんびりします。

 

 

だんだん夕焼け空になってきました。

 

夕食の前にお風呂に行ってきます。

ここの露天風呂はお部屋より下の階にあり、眺望は望めなかったのがちょっと残念…

それと、厨房からの排気ダクトが近くにあるのか、終始美味しそうなにおいが漂っていました(笑)

 

期待が高まったところで(?)夕食の時間です。

夕食はこちら、滝(これも室内にあります)が目印の「乙女滝」というところでいただきます。

 

なんと個室に案内されてしまいました…

 

こちらが本日のメニュー。
信州の山の幸、そして豊洲市場直送のお魚を使ったたくさんのお料理が並びます。
 
秋ということで松茸も登場。
 
これを信州プレミアム牛肉(A5ランク)と一緒に陶板焼きでいただきます!
松茸特有のいい香り、そして口の中でふわっととろけるA5ランクのお肉…
たまにはこんな贅沢もいいですね。
 
 
 
 
 
 
最後のデザートまで美味しくいただきました…!
 
けっこうお腹いっぱいになっちゃいましたね。
 
 
 
夕食の後はロビーでしばらく錦鯉を眺めながら休憩しました。
 
お部屋に戻ると、すでに夜景になっていました。
対岸の下諏訪・岡谷の街並みがきれいです。
 
ちなみに廊下の窓からは上諏訪駅が一望。トレインビューになっています。
個人的にはこっち向きの部屋もいいかも…なんて(笑)
 
1日目はこれで終わり。次回は2日目の最初から書いていきます。
 
【おまけ】
旅館に泊まる前に訪れたくらすわで珍しい「食べるほおずき」が売っていたので買ってみました。
 
見た目は色が薄いほおずきといった感じ。
皮を剥いていただきます。
 
中身はこんな感じの黄色い実。
食べてみると、パイナップルとトマトを混ぜたような甘酸っぱい味。
個人的にはけっこう好みでした。
 
 
 
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