高砂線が加古川線から分岐するあたりの廃線跡(2010年頃)。
現在そのあたりの廃線跡も宅地化、道路化されているようです。
1980(昭和55)年 加古川駅付近 「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より。
まだ加古川駅も地上駅で、駅の北側には車両基地が広がっていますね。
左の高架は加古川線で、右側の空き地が分岐していく高砂線の跡。現在ここには住宅が建っています。
なんでしょうか?コンクリート構造物がありました。
カーブする空き地が廃線跡らしさを感じさせます。高砂線はこの先で山陽本線を越えるために、築堤となって徐々に高度を上げて行きます。
「1955-3」の刻印。
加古川線との分岐方向を振り返ります。かつて加古川線からは、高砂線、三木線、北条線、鍛冶屋線の4路線の枝線がありましたが、全て廃止となり、北条線だけが三セク化されて残っています。
宅地化され、ここに住んでる人は、ここに鉄道があったことを知ってるのでしょうか?
廃線跡そばの家の畑には古レールがありました。高砂線のものでしょうかね?
「工」マークの境界杭。
廃線跡も市街地では消えて行く運命ですね・・・。