先日の土曜日、ちょいと名古屋へ日帰りプチ遠征をしてきました。
今回名古屋に出向いたのは、ららぽーと名古屋で開催された「貨物鉄道フェスティバル」というイベントに参加するのが目的であります。
JR貨物ホームページより
このイベントでは、久々にJR貨物の鉄道部品販売が実施されました。
しかしながら、コロナ対策として事前抽選制が採られており、一応当選したものの購入順番がビミョー、さらに当日は大雨予報で面倒くささが倍増・・・。
なので参加するか見送るか、直前まで迷っておりました。
が、イベント当日が近づくにつれ、なんと先日のダイヤ改正でEF66牽引となった「赤ホキ」へEF66 27号機が充当されることが判明。
鉄道部品・撮り鉄とも単体では遠征する気は起きませんが、今回は「大雨のニーナ充当の赤ホキ」「ビミョーな順番の鉄道部品販売」の合わせ技一本で遠征する価値ありと判断して、前夜に赤ホキへ27号機が充当されたこと確認したうえで名古屋遠征を敢行することにしました。
そんな遠征の模様を数回にわたり綴ってまいります。
土曜朝の下り列車ですが、ご時勢がらさほど混んではいませんでした。
今回は12号車がアサインされましたが、そこには少し話題となっている設備が据え置かれておりました。
今年6月30日でサービス終了となる新幹線車内の公衆電話でございます。
一人一台携帯電話を持つようになって10年以上経ったうえ、全ての新幹線のトンネル内で携帯電話が使えるようになったので、お役御免となるそうな。
サービス廃止には否定的な意見もありますが、個人的には今まで採算度外視でサービス継続をしていたほうが感心していたので、これも時代の流れとして受け入れるべきかなと思っております。
「車内のご案内」に公衆電話が掲載されるのも、あと2か月ほどです。
公衆電話の場所など気にしたことが無かったので気付きませんでしたが、16両編成のなかに4台も設置されていたんですね。
てっきりグリーン車あたりに2台くらいと思っていたので、なかなか手厚いサービスでございますな。
ちなみにプレスリリースによると、サービス全体の終了は6月30日ですが、それに先駆け6月7日から順次撤去が始まるそうです。
「新幹線の公衆電話葬式」を考えている方は、ご注意くださいませ。
そんなこんなで名古屋駅に到着。
名古屋駅からは東海道本線へ乗り換えますが、ここでブレイクタイム。
腹が減っては戦が出来ぬ・・・というわけで、いつも通りきしめんを食します。
私は中央本線ホームのお店を利用することが多いのですが、今回は趣向を変えて東海道本線下りにあたる1番線のお店を使ってみることに。
いつもどおり、ワンコインきしめん大盛りを発注。
当たり前ですが、味はいつもと同じです(笑)
美味しゅうございました。
このあとは赤ホキの撮影へと移行しますが、この日は土砂降りゆえ沿線に出るのが億劫だったので、東海道本線下りの有名駅撮りスポットである熱田駅でサクッと撮影することにします。
熱田駅では「屋根のある上りホーム」「屋根のない下りホーム」のどちらからも撮影できますが、今後2度と巡り合えないかもしれないニーナ牽引赤ホキを狙うとあっちゃ妥協したくないので、ずぶ濡れ覚悟で構図を優先し下りホームに陣取ることに。
傘を差してても濡れるような悪天候でしたが、そこはみんな大好きニーナさま、志高き?同業さんが10名ほど集まっての撮影となりました。
まずは練習電をこなしますが、カメラも不調になりそうなレベルの強い雨だったので、最小限の練習電で設定を追い込みます。
今回は運よく311系に出会えたので、それだけ撮影しておきました。
特に8両編成に巡り合えたのはラッキーでしたね。
靴もズボンもビショビショになりながら耐え忍び、本番を迎えました。
5780レ EF66 27
大雨&ハイビームでピントが心配でしたが、相棒が頑張ってくれたおかげで納得の1枚が得られました (^o^)
ダイヤ改正以後「ニーナ牽引の赤ホキ」の撮影機会を狙っていたのですが、まさかダイヤ改正からわずか1カ月、しかもイベント参戦のついでに巡り合えるとは僥倖というほかないですな。
ホクホク顔で熱田駅を後にして、本題のイベント参戦のためららぽーと名古屋へと移動します。
これで国内の地下鉄で一度も乗ったことが無いのは、たぶん京都市営地下鉄だけですかね(あんま意味ないけど)。
このあとはイベントに参加しましたが、その模様は別の記事でまとめて取り上げることにして、お次はイベント後の撮り鉄の部の模様を。
15時くらいにららぽーと名古屋を後にしたのですが、ちょうど「白ホキ」の運転時間が近づいていたので、今度はそちらを狙ってみることに。
相変わらず土砂降りだったので、今回は大高駅にて駅撮りします。
5767レ EF510-514
こちらの白ホキも、先日のダイヤ改正でEF510化されたのが話題となっており、撮影機会を伺っていた列車でした。
この日は元北斗星色の514号機が充当されてましたが、EF510は赤色の0番台や元カシオペア塗装機など組み合わせが豊富なので、いずれはそちらも狙ってみたいところですな。
とまあ、本遠征の撮り鉄の部はこんな感じでございました。
前述した通り、今回撮影した「紅白のホキ」はダイヤ改正直後から狙いをつけていた被写体でしたが、わずか1カ月たらずで撮影機会に恵まれるとは思ってなかったので、とてもラッキーでした。
両列車ずぶ濡れになりながらの撮影でしたが、これも後年振り返れば良き思い出の一部になるのではないかと思います。
次回は遠征の主たる目的であった、イベントの模様をお届けします。