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《東急》【比較!】二大路線の東横線と田園都市線は全然違うタイプ!

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今回の記事では東横線田園都市線の違いをダイヤの視点から見ていきます。
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 こんばんは。

 

 急の二大路線である東横線田園都市線。東急全体にも言えることですが、主要路線ということもありどちらの路線も終日かなりの頻度で本数が確保されており、各駅停車・優等列車ともに利便性はそこそこにあると思います。(3月改正で田園都市線がやや不便になりましたが…)

 

 そんな2つの路線ですが、ともに利用者もそこそこにいて混んでる電車が多く東急らしさ全開の似た者同士と思われがち(?)ですが、実はこの2つの路線性格は全くの反対。それはダイヤや利用者の雰囲気を見てもらえれば分かると思います。

 

田園都市線~DT~

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8500系も徐々に数を減らしてきている田園都市線、ラッシュ時の本数はやばいことになっています。

 

 まず田園都市線、こちらは私鉄の典型的な都心と郊外を結ぶ路線。今でこそ南町田グランベリーパークをはじめとした立派な町並みが揃っていますがかつてはその名の通り多摩の田園都市地帯を走っていました。宅地開発が進み沿線住人はかなり増加、利用者の大半が沿線の人たちです。そして、沿線の人たちのほとんどが都心へ通勤しています。そのため溢れんばかりの人たちが田園都市線を使って朝のラッシュ時は都心へ向かいます。もちろん夕方はその逆の通り。一方お昼頃はお勤めの人は都心にいて、主な利用者は沿線の買い物客になるので利用者は朝と比べるとぐっと減ります。

 

 そのため田園都市線では朝の電車の本数が馬鹿みたいに多く、昼になるとそこそこの適正な本数で走っており、相対的にお昼の本数が少なくなうようにダイヤが組まれています。

 

東横線~TY~

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田園都市線と対をなすような東横線、やはりこちらの方がおしゃれなイメージがありますね。

 

 一方で東横線はというと、もちろん沿線の宅地開発も進み沿線住人も多く田園都市線同様に朝夕の通勤ラッシュは激しいです。しかし一番の違いはただ都心と郊外を結んでいるというものではないということ。東横線はその名の通り東京の渋谷と横浜を結ぶ路線、どちらも首都圏でも主要な都市となっており都市と郊外を結ぶというより都市と都市を結んでおりその間に住宅地があるという感じ。そして、渋谷も横浜も首都圏の観光スポットとして知られるところでもあり、沿線の利用者だけではなく観光客や東横間のビジネス利用として沿線外の人の利用者も多いものです。

 

 そのため、実際にダイヤを見てみると東横線は朝のラッシュ時と昼間の本数がさほど変わらないという事実があります。(もちろんラッシュ時の方が若干本数は増えますが)そして田園都市線より優等列車と各駅停車の比率が1:1に近くなっており、東横間の速達性も求められていることがわかります。利用者層も朝夕はビジネスマンが多いですが、昼頃になると沿線の買い物客のほか家族連れやお休みの学生などお出かけ客も田園都市線より多く集まる印象です。

 

◆まとめ

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車両も似ているようでちょっと違う2路線、でもやはり東急の顔であることは変わりありません。

 

 似ているようで全く異なる田園都市線東横線、特にダイヤを見てみるとかなり違うタイプであることがわかると思います。実際に車両も東横線副都心線との直通運転開始後ようやく10両化が進みましたが、それでも各駅停車をはじめ急行までは8両が多く、一方で田園都市線では早い段階から10両編成で運転されていた上に、一時期は6ドア車も組み込まれるほど。

 

 今後は東横線も相鉄との直通運転が開始され、複雑さを増していくでしょう。田園都市線の方は古い電車が多いというレッテルが貼られがちですが、東急もメトロもようやく開業当初の車両が完全置き換えへカウントダウンが始まり、イメージの一新が進んでいきます。面白い2種類の路線ですから色々見ながら利用していきたいですね。

 

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